空港からバンコク市内へタクシーをつかう時は

空港からのタクシーに乗る場合は、メーター料金プラス空港施設使用料の50バーツが必要でさらにバンコクのタクシーが市内へ向かう際、「タンドゥアン」と言う単語を発した時は「有料道路=高速」と言う意味だと覚えているとさらに安心だ。バンコクの場合は空港からすぐに高架の道路を走るが、料金所が見える手前までは無料である。その料金所を通過する前に左側のラマ9世通りへの降り口を降り、ラマ9世通りを西に行ってもアソークやナナ近辺には時間的にそんなに差が出ることはない。

もし、宿泊先がサトーンやシーロムより西または南といった場合は、高速を使う方が早いケースがあるが、スクンビット通りのソイ1近くに降りる高速出口は大概大渋滞するので注意が必要だ。

高速道路を走ると距離が多くなり、途中で降りたいとも言えなくなる。渋滞で前に進まなくてもメーターはどんどん上がるので、ぼったくりを狙っている運転手は客が乗車中の渋滞はむしろ歓迎なのだ。

空港を出て、どうしても高速道路を走って欲しくなければ、「マイ アウ タンドゥアン ナカップ」と言えば渋々でも「Rama Ⅸ」とサインのある左側を走って高架道路の下へ降りてくれるだろう。

ぽんこつマンは、荷物が多い時は空港の地上階に降りてタクシースタンドでSUVタイプのメータータクシーを選ぶが、ハンドキャリー1つの時などは、出発ロビーまで上がって、客を送ってきてそこでしばらく客待ちをしているタクシーを見つけてバンコク市内へ向かう。

この方法は公認されているわけではないが、旅慣れた人はよく行う方法だ。この方法だと本来地上階のタクシースタンドから出発する時に発生する空港使用料の50バーツは不要になるし、バンコクしないから正常なタクシーメーターで走ってきている車なので、違法なメーター加工は行っていないはずなので、正しい距離に応じた正規の料金がメーターに表示されるはずなのだ。

ぽんこつマンがスワナブーム空港からぽんこつまんが住んでいるエアポートリンクラムカンヘン駅に近いコンドまでは高速の利用なく運賃のみで180バーツもいかないくらいで到着できるのだ。スクンビットエリアでも高速を使わないでラマ9へ降りてスクンビット71かスクンビット63へ左折した後ペップリー通りを右折して、スクンビットエリアに行けばペッブリー通りから南下する道路の渋滞にもよるが250〜300バーツで着けるはずだ。

その運転手にしても空港からの帰り道、乗客なしで客を拾えるバンコク市内で戻るより、正規の運賃が入るのでWIN & WINなので運転もあまり荒い走りをしない運転手が多い。ただし、行き先をタイ語で正しく伝える事ができるかどうかが不安な場合は、地上階のタクシースタンドを使った方が安全だろう。

一刻も早く空港を出たいとか、少しでもタクシー代を節約したいと思う人は、出発ロビーに客を送ってきたタクシーでバンコク市内へ向かう時、「パイ ◯◯◯◯◯◯(行き先 ホテル名、建物名)カップ」と言えればほぼ間違い無く目的地に連れていってくれるだろう。タクシーの運転手は「パイ(行く)タン ドゥアン(有料道路)マイ(疑問符)?」と聞いてくるからどちらでもいいという場合は、「レオテー(クン)」(まかせます)と言っておけばいい。後はGoogle マップで現在地と方向をチェックしておけばいい。

空港の到着ロビーには、AOT Limousine(https://www.aot-limousine.com) という送迎サービスもあるが、バンコクはベンツやBMWでなくてもタクシーに比べかなり高額(3倍以上)になるので事前に調べておくことをお勧めする。因みにチェンマイでは場所によってはメータータクシーより安くなることもある。チェンマイのメータータクシーはチェンマイ市内まではメーターを使うが、少しでも遠くなるとエリアごとに言い値になってしまい、それがリムジンより高いことが多いのだ。

日本人の感覚だと300バーツは1000円位、1000バーツは3300円位で空港から市内までの料金としては高く無いと感じるかもしれないが、一方タイ人の感覚では、タイの1000バーツは日本の1万円の感覚だし100バーツは日本の1000円の感覚だ。バンコクのメータータクシーの初乗りは1kmまで35バーツ、後は走行距離が

1~10km: 1km毎に5.5バーツ
10~20km: 1km毎に6.5バーツ
20~40km: 1km毎に7.5バーツ
40~60km: 1km毎に8.0バーツ
60~80km: 1km毎に9.0バーツ
80km以上: 1km毎に10.5バーツで上がっていく。時速6km以下で1分走行あるいは停車に対し2バーツメーターが上がる。タイの信号待ちは長くて赤になってから次に青になるまで3分が普通で長いと5分くらい青にならない交差点がある。渋滞で1つの信号を越えるのに3回信号が青になっても無理な時もあるので覚悟が必要だ。

黄色と緑のツートンカラーは個人タクシーで、乱暴な運転やあえて遠回りやメーターを改造していたりする悪質運転手もいるので、決してタクシードライバーを罵倒したり叱責したりしない方が賢明だ。中にはいいドライバーもいるから、万が一あまりに運転が荒く危険を感じる場合やぼったくりタクシーだと気がついた時点で、タクシーを降りて新しいタクシーを探すのも必要だと思って欲しい。

後メーターを倒さないで走ろうとする運転手もいるので、乗車時にメーター(ミーター)と言っておこう。まぁ空港から市内へのタクシーはほぼメーターを使うだろうけどね。

降りる時には必ずトランクの荷物を下ろしてから料金を払うようにしよう。その時の料金が235バーツだったら200バーツ札2枚と20バーツ札2枚を払い、お釣りは要らないと言っておくことをお勧めする。20バーツ冊がたらなくて100バーツ冊3枚渡した場合は20バーツ冊2枚あるかと聞く(ミー イーシップ ソン バイ マイ?)と20バーツ冊を2枚か1枚返してくれることが多いだろう。多くのタイ人は小銭のお釣りはチップでドライバーに渡す。中には100バーツ札が足りなくて1000バーツや500バーツ札を出してもお釣りはないと断られることがあるので、その場合は通り道のコンビニにいってガムか水を買って100バーツ札を用意しよう。

どんなに短くてもせっかくタイに遊びに来るなら不愉快な思いをしないで過ごせる方がいいので、少額のお札は多めに持っておくことをお勧めする。

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