COEが2020年11月26日にタイ王国大阪領事館からメールで発給された。

全ての必要書類を整えてタイ王国大阪領事館にメールで送ったのは、11月22日。日本は21日から23日まで3連休だから、中2営業日でCOEが発給された事になる。10万米ドル以上の疾病補償は、クレジットカードの海外旅行保険のため90日だけなので、タイに入国後2年まで延長可能な海外旅行保険にもまずは4ヶ月で加入した。その保険は疾病補償は無制限、これでコロナの落ち着き具合を図りながら帰国予定を立てれば良い事になる。そして高いステータスのクレジットカード年会費をダウングレードして抑えて、この会社の保険料に充当する方が、良い感じがする。

早く日本のコロナが収束してタイへの渡航制限が解除されれば、あまり考え無くても良くなるのだが、ぽんこつマンが高額な費用を支払ってもタイ渡航を決断したのが、11月の初旬にこれまで毎月欠航が決定しては翌月の予約を作ってきたANAの定期フライトが12月も来年の1月も運休となったと連絡があったからだ。

タイでのVISA更新期限とタイの運転免許更新期限が来年の1月に迫っていたので、やむなく高い費用をはたいてタイ入国する事にしたのだった。

タイ政府の民間航空局が定期便フライトをいつまで禁止し続けるのかは不明だが、今はタイに長期で滞在できる人だけを入国対象にしているため、特別便の本数調整で長期滞在目的の入国希望者から高額なチケット販売と隔離ホテルでいくばくかの貿易外収支に貢献しようとしているのかもしれない。

この状況が後2年も続く事になれば、世界の航空会社がまたいくつか倒産、事業継続断念となってもおかしくない。

やはりこのコロナ騒動の元になった中国に世界各国が賠償を求めて、中国の拝金主義的世界覇権を食い止める必要を感じざるを得ないと思うのはぽんこつマンだけでは無いと思いたい。

タイ行きの荷物をまとめる。

在大阪タイ王国領事館が用意した12月の特別便はタイ航空。通常の荷物は30Kgと記載されていたが、スターアライアンスゴールドメンバーだと50kgまでと電話で確認できた。いつもはANAでタイへ向かうのだが、ANAはエコノミークラスは23kgが2個、スターアライアンスゴールドはさらにもう1個が追加される。

タイ航空だと手荷物の総重量はANAに比べて少なくなるが、1つの荷物を23kg以内にすることはなく1つが30kgでももう1つを20kgにすれば良く、ポン酢や液体だしデミグラスソース(缶詰)トマトケチャップなど日本ならではの液体食材をいつもより多く1つのスーツケースに入れて運ぶことができる。

今回は、4月1日に日本に戻って来てから久しぶりのタイ渡航となるので、手荷物で持ち込むものの中には調味料が多い。インスタントラーメンも大量に持って行きたいが既にスーツケースにある空きスペースは日本酒4合瓶一本くらいしかない。

そこで、EMSで日清どん兵衛を2ケース、バンコクに居る連れ合いの娘の住所に送ることにする。そのほかの荷物は、チェンマイの家に船便で送っておく事にする。荷物は既に段ボールに入れたが、パッキングリスト(金額含む)や別送扱いの事などを事前に聞いてから発送したいので勤労感謝の日11月23日の翌日に船便用を郵便局持っていく。船便用は18.7Kg、EMSは6.6Kg、どちらも運賃と保険で8100円ずつとなった。合わせて16,200円だがタイ航空のオーバーウェイトで乗せると、26キロオーバーになって40ドル✖️26=1040ドル ≒ 11万円となる。その差額はあまりに大きい。

タイには肉製品を持ち込めないということが分かったが、カレールーを送れるかどうかが分からなかった。カレールーには牛脂豚脂が入っているので肉製品に当たると判断されるとその荷物は没収となる。さらに罰金まで払わせられたら貯まったモノではない。

そこでタイ政府観光庁の大阪事務所で働いている友人に電話で聞いてみたところ、なんでも今タイの税関は、日本からの荷物にもコロナウィルスが入っていて危険と考えて荷物を開けないという情報をくれた。またその友人の友人がカレーをEMSで送ったことがあり、その時はパッキングリストにインスタントフードという名目で送ったらノーチェックで通関できたという話をしてくれた。

というわけで日本からの荷物が開けられることはほぼ無く、リスクが低いということのようだった。カレールーを送るかどうかはもうちょっと考えてみようと思う。

改めてタイへ、ようやく入国する日が決まった。

関西空港発バンコク行きの12月発のタイ航空特別便TG623の予約ができた。バンコクの隔離ホテルASQの予約も済ませて日本での PCR検査の予約も済ませた。後は、在大阪タイ国領事館からのCOEが降りるのを待って、関西空港に向かうだけだ。

ぽんこつマンの今の日本の住まいは大阪には無く、出発前日は大阪のホテルに1泊する必要がある。その手配はまだしていないが、クレジットカードの海外旅行保険の有効日数の関係からタイからの日本への帰国予定の日にちも決めて、ANAの特典航空券も予約した。

11月12日に在大阪タイ国領事館にWEBでCOE申請をしているがあれから4営業日目になる11月18日になってもなんの返信もない状況は、精神衛生上あまり良くない。

11月18日の夕方、在大阪タイ国領事館からメールがやって来てパスポートの写真が小さすぎるからもう少し大きくして送りなおせと言われる。19日には、付保証明の文字が見えないから、もう少し鮮明な画像を取り直して送り直せと言われる。そして更にデクラレーションフォームに未記入の箇所があるとの指摘があり、またタイ国籍家族からの招聘状とその家族のパスポートのコピーあるいは身分証明カード(バートプラチャチョーン)のコピーも忘れず送るようにと五月雨式に修正や必要書類の追加を指示された。

VISA申請時に必要となる招聘状も必要とまでは分からなかったのも事実だが、やはり準備が不完全かもしれない状態で飛行機を予約してしまったことを少し後悔した。だが今更取りやめるわけにはいかないので、来週中にCOE申請の必要書類を整えておきたいものだ。

今日の段階で提出期限の11月30日までは5営業日しかない。来週の月曜日に改めて全ての書類を送って24日に確認の電話をすることにしようと思う。何はともあれあまりの確認書類の多さに参ってしまい、渡航を諦めてしまいかねない程だで、これまでいかに簡単にタイに渡航できたかを考えると渡航の難易度は指数関数的に上がっている。今は数ヶ月前よりWEB状での申請とメールでの必要書類添付という形式になっているから少しは簡素化されているのだろうが、その難易度は2の100乗くらいから50乗くらいになったんだろうがそれでもめちゃくちゃ大変なのには変わりない。

早くコロナがこの地球上から消えてくれることを願わずにはいられない。