ぽんこつマンのタイ滞在も昨年11月から数えてやがて5か月になる。日本円安とタイの物価高で昔ほど夜の遊びにお金をかけられなくなっているのだが、すでにソイカウボーイには1か月以上顔を出していない。これまで1万円が2600バーツを下回る日が長く続いたが3月29日はようやく少し戻して2600バーツを超えるレートになったので、WISEを使って10万円をタイに送金した。
というわけで29日久しぶりにソイカウボーイに繰り出すことにする。晩飯は自炊で作ったトンカツを食べてからの出動だったので、日中はGrabよりかなり安く配車できるBoltもモタサイくらいしか捕まらないが、渋滞がほぼ解消した午後9時頃ならピックアップポイントのぽんこつマンのコンドのロビーまで数分で迎えにくる車がすぐに見つかる。料金はエコノミークラス(車のサイズはスズキのスイフトクラスが基本)が69バーツで少し遠いところにいる。一つクラスを上げてボルトクラス(TOYOTA Altisクラスが基本)が76バーツピックアップポイントまで6分の距離にいたのでそのクラスを選択。やって来たのはタイで生産している日本のYarisより車体(車幅が1700cm以上ある)が大きいYarisが来ることになった。
今度の前の道路に出て流しのタクシーを拾うのもあるのだが、1週間ほど前に信号待ち2分の間にメーターが4〜5回上がるメーター改造タクシーに乗ってしまうことがあったので配車確定時に料金が決まるBoltの76バーツはかなり安いし安心である。
乗車したBolt配車はコンドのロビーを出てペップリー通りを西に向かって走りラチャダピセーク通りを左折してソイカウボーイの入り口近くのセブンの前で下車した。下車時に80バーツを渡して釣りはいらない旨を運転手に伝えた。タクシーで同じルートを走ると正しいメーターでも定速運転時や停車時のメーターが加わるので80〜100バーツはかかることをぽんこつマンは経験上知っている。
セブンの前で下車したのはATMで現金を下ろすためである。タイのATMは現金が先に出てからそれを受け取り、明細を取るか不要かのボタンを押さないとキャッシュカードがのどってこない。戻ってくる時も亀のようにそろりそろりと出てくる。タイのATMに慣れていないとキャッシュカードを取り忘れることがよくある。
ソイカウボーイのラチャダピセーク側の入り口から入り最初に向かった先は新しくソイカウボーイに出店したレインボー。ここは2月にも来ているが、その時は土曜日で1Fにはビキニ姫のダンス、2Fはスッポンポン姫のダンスで最初に1Fの席に案内されたが2Fでスッポンポン姫が踊っているのを見つけて、1Fをすぐに会計して飲み残しているビールを片手に2Fに移ったが、今回は2Fはクローズしている。やはり平日だと客入りが多くないのでスッポンポン姫は1Fにある2つのコーナーステージで踊っている。ビキニ姫はあくまでセンターステージ。

ぽんこつマンは店を入って右側通路の真ん中あたりの席に座りビアチャンを頼む。2口くらい飲んんだところでステージの姫のチェンジが始まる。今まで踊っていた姫がステージを降り、空いている座席で控えていた別の姫たちがステージに上がり踊り始める。
その姫の中にぽんこつマンがタイプに感じる顔も身体もちっちゃい姫がいた。背中全体に花魁のタトゥーが見える。下腹部にも拳銃のタトゥーがある。直ぐに店のスタッフに彼女を指名すると伝えて彼女が降りてきてぽんこつマンの横に座る。すでに飲み物は持って来ている。そのワンショットグラスの中身はどうも韓国焼酎のようで、テキーラのように一気に飲み干すが味は甘いらしくアルコールはテキーラと比べて比べ物にならないほど低い。レディードリンクの料金は200バーツと良心的。
乾杯をしていつものお決まりの会話。まずは名前、それから出身地。そして年齢、子供の有無、子供の性別と年齢。その子の出身地はブリラムとのことだった。29日昼間にもTinderで299km離れたところからライクが来ていてメッセージをやり取りしていたがその子もブリラムと言っていて偶然に重なった。
年齢は29歳というが肌はまだまだシャワーの水を弾くくらいのぷりぷり加減で顔も可愛い。何杯かご馳走して、いつもの起きる時間を聞いてみた。店が跳ねるのは午前3時で、それから軽く食事して4時に帰宅。寝るのはいつも午前4時〜5時で起きるのは午後1時くらいと言っていた。
ぽんこつマンは朝帰って寝て起きた後店に行く前にご飯を一緒に食べれるかを聞いたら、ニコニコしてOKというではないか。食事の後にぽんこつマンの部屋でお酒を飲むのも酔わない程度なら良いと言った。ラインを交換してぽんこつマンは翌日のデートの場所を明日送ると伝えて会計をする。この店はクレジットカードは使えない。トータル1830バーツぽんこつマンはビアちゃん2杯で230バーツ、残りは全てレディードリンクで彼女は友達に2杯飲ませて計8杯になったようだ。
2軒目はクレージーハウス、入店時はすでに23時を回っていて店に入る前に写真は絶対撮るなと屈強な用心棒に言われる。この店はコロナ前は全員スッポンポンの店だった。コロナがまだ完全に開ける前からも営業していたがその時もステージでは全員スッポンポンだったが、今回はほんの数人はスカートを履いていた。もちろんノーパンだからステージかぶりつきの席に案内されたぽんこつマンの目の前で踊る姫の大陰唇から小陰唇、中には少し開いたままの膣口や大きめのクリトリスが丸見えの姫もいた。

ファランが多いが、ファランと言っても中東系が多い感じ。インド系もそこそこいて、すっぽんぽんの姫を膝に乗せて乳を揉みズボンの下に隠れて入るが、ボッキし硬くなっている陰茎を姫の印部に擦り付けているのも見える。あとはチャイニーズ系。大麻がタイで食事用としての利用が解禁されてから、タイの歓楽街では堂々と乾燥大麻を売っている屋台も多く見かけるが、店内はたばこと吸引用大麻の煙で充満していて、どこかスパイ映画のシーンに似た光景に見える。ぽんこつマンは本来ステージかぶりつき席は好みでは無いし、あまりにも煙が多いのでビアチャン1本で店を出た。料金はビアチャン180バーツ、500バーツを渡すと100バーツ2枚20バーツ5枚10バーツコイン2枚を釣りに持ってくる。これは、店がチップとして幾らかを残して欲しいというサインなのだが、ぽんこつマンはその日のクレージーハウスでは良い思いをしなかったのでチップはおかずに全額釣り銭として受け取った。
そして3軒目はいつものようにバカラに行く。バカラは1階、2階ともステージで踊っているが自由出勤生の姫も多いのか圧倒的に姫より客の数が多い印象だ。時刻はすでに深夜0時を回っていてペイバーで外にいる姫も多いのだろうと思った。まずは2階をチェック、1階はかぶりつき席しか空きがなかったが2階はソファー席に空きがあり、ゆっくり席でガラスの床の上で踊る姫を見定めることができる。これまで見かけない姫が2階には多かった。その中で気になる姫を席に呼んで出身を聞いたらやはりブリラムという。1杯彼女は喰いと飲み干して数分席にいたが会話は面白みに欠けていたので、直ぐにリリース。もう一人気になる子がステージチェンジで踊り出したのでその姫も席に呼んだが彼女もブリラム出身という。

どうゆうことなんだ、今日という日はと思った。それから1階に降りたら席に空きがかなり出ていてゆったり奥の席に座ることができた。1階の姫は昔からぽんこつマンのことを覚えていて直ぐに近づいてくる。そしてレディースドリンクをねだりに来る。今1階の遅い時間に店にいて踊っている姫は大体30歳をかなりオーバーしていて、コロナ前からの出戻りが多く、新人が入ってきても、身体も顔も性格もいい姫はあっという間に見受けされていなくなるらしい。
2階で最初に会ったブリラム出身の姫の妹がバカラで働き始めて、日本人に見そめられ、今は毎月10万バーツの送金を受取り、店に来て働くことはないと言っていた。その妹のバカラでのバンコクドリーム話を聞いてそのブリラムの姫は自分もラッキーを手に入れようとバカラに来て働き始めたと言っていた。
毎月10万バーツとなると日本円で40万円年間で手取り480万円、今の日本の平均的サラリーマンの税込み年収がそのくらいと考えると、やはりかなりラッキーだが、贅沢を知ってしまった姫が歳を重ね飽きられ捨てらる未来訪れたその先に、一気に月1万〜1.5万バーツの生活に戻るのはかなり厳しいと感じる。それにしてもいまだにそんな高額のお手当を払える日本人もいるということに少し驚いた。
バカラでは2階で1300バーツちょっと、1階で1830と合わせて3000バーツを払うことになる。バカラに来る目的は、昔2階で見つけたオキニが田舎から戻って来ていないか探すためだったが、今回も2階にも1階にもその姿を見つけることはできなかった。