2023年10月30日、大阪から東京に移動し、翌31日の午前中羽田発のANA便でバンコクにひとまず戻る途中に、もう5、6年前にスクンビットソイ29にあったバーで知り合ったタイっ娘から突然インスタのメッセージで連絡があった。
「久しぶりっ、元気〜」「えっ、〇〇ちゃん?、何年も音信不通になっていたからもう連絡がつかないと諦めていたよ」「そうね、電話番号を変えちゃったから・・・」「今はどうしてるの?」「今はナナのバービアで働いている」「そうなんだぁ、じゃぁボクがバンコクについたらそのバーに会いに行くよ」「OK♡」
という簡単なコミュニケーションをしたのだった。
バンコクには31日夕方に定刻通り到着して、大量の荷物をBoltの配車サービスでXLサイズの車を呼んでバンコクのコンドに向かった。一時帰国で日本に戻った9月下旬にはなかった、Boltでのクレジット払いのサービスが始まって居るようだったが、以前現金で空港からコンドまでXLサイズでも300バーツ台だったがクレジットカードでの配車予約だと400バーツを超える値段表示になっていたのと車が到着するまでの時間かなり待たされる表示になっていたので、現金での配車サービスに戻って探すとバンコク市内渋滞で料金が少し高めに設定されている時間帯のXLで328バーツ、1分で到着と表示が出る。
ぽんこつマンはこれまで送迎終わりの車を拾うためにわざわざ4Fのデパーチャーフロアまで行って予約を作り車の到着を待っていたが、今回のドライバーの話によると到着ゲートがある2Fのフロアから&6か7番ゲートを出て待って居るのが一番便利と教えてもらった。それだとわざわざ混んでいるエレベーターにカートを乗せて4Fまで上がらずとも、税関を抜けて2Fの到着ラウンジの中を6か7番ゲートまで移動して外に出て配車車両が来るのを待てば良いので、実はさらに便利だ。
タクシーは1Fまで降りてかなりの待ち時間を覚悟しないといけない上に、荷物が多いと荷物台のチャージも追加されるし、そもそも空港利用料金50バーツの追加もあるので大体500バーツを超えるくらいの料金を払うことになる。
荷物がほとんどなければ地下まで降りてエアポートリンクレイルウェイの電車に乗って移動するのが一番安上がりだが、バンコクの歩道はガタガタで歩きにくいこともあるのでどうしてもタクシーより割安な配車サービスを使うことが多い。BoltはGrabよりさらに割安なので持ち合わせの現金100バーツと20バーツ札が手持ちにあって払えるようなら現金boltの一択になる。
今度の部屋に戻って荷物を開けて、少し整理をしたところで、5、6年ぶりに連絡があったタイっ娘に連絡を入れたのが20時を少し回った頃だった。「今日は仕事に出てるの?」「うん、ナナのStumble Inn という店で働いている。」「そう、わかった。今から部屋を出るから大体9時ごろには店につけるかな。」「うん、待ってる♡」
そんな会話の後、シャワーを浴びてまたもやboltを呼んでスクンビットソイ4にあるそのStumble in (https://www.facebook.com/stumbleinnbkk)に向かった。彼女は店の前に待っていて車を降りて少し歩いて居るときにぽんこつマンを見つけて駆けつけて抱きつき頬にキスをしてきた。

店に入り、ビアチャンの生ビールパイントジョッキで1杯を頼んだ。彼女にも何か好きなものを飲んでいいよと伝えた。彼女が頼んだのは「センソーンコーラ」もちろんレディースドリンクになる。ぽんこつマンの生ビールパイントジョッキは確か140か145バーツだったが彼女のレディースドリンクは確か200バーツ。
羽田空港のラウンジでも飛行機の機内で白ワインを飲んでいて、その日はまだ体にアルコールが残って居る状態でのビールだったので意外に早く酔いが回ってきた。同じパインとジョッキの生ビールを3杯飲んだところで、「今日は帰る」と伝えて店を出た。
時刻は23時を回っていたが通りはまだまだ混雑していてスクンビット通りでバイタクを拾っていつものお決まりコースになっているソイカウボーイへ向かう。最初のバイタクは100バーツというのでパスして15メートルほど先にいたバイタクに値段を確認したら60というのでそのバイタクに乗って移動。
アソーク通り側からソイカウボーイに入り、まずはバカラへ。最初は2階へ上がり顔見知りのウェイトレスにソファーを案内され、ジントニックを注文。顔見知りのウェイトレス数人やダンサー数人からドリンクのおねだりはあったものの、長いする気になるような女の子を見かけなかったのですぐに会計をして1階へ降りる。
1階でもドリンクのおねだり攻撃に合う。1階では二人のウェイトレスの結局ゴチすることになりぽんこつマンもジントニックを3杯煽ることになる。ソイカウボーイの今回の巡礼は、レインボーへと続く。
一番奥の席に座って店内全体が見えるポジションを取る。昔、席につけて色々お触りさせてもらった女の子がぽんこつマンの来店を見て、隣に座っていいか聞いてくる。踊って居る姫の中に、コレといった娘を見つけられなかったので隣に座らせて、ドリンクを奢る。時刻はすでに午前1時になっていた。30分ほど飲んでそろそろ部屋に戻って休もうと店を出る。
アソーク通りまで出てタクシーを拾うつもりだったが、最近ご無沙汰しているTiLACの前を通ると小顔で童顔そこそこ可愛くスタイルのいい女の子が腕を掴んで強引に店に連れ込んでいく。ぽんこつマンは一時期TiLACに没入していた時期があるが、ある時途方もない高額な料金を提示されてから足が遠のいていた。

その日店に久しぶりに入ると昔は新しいダンサーのいい子を紹介してくれていたママとウェートレスがぽんこつマンを見つけて駆け寄ってきた。前から指定席のように使ってきたシートに空きがあったのでそこに座って、ぽんこつマンをキャッチした女の子ともうひとりの娘を隣に侍らせてジントニックを1杯頼み、女の子にも1杯ずつ、そしてママとひとりのウェートレスにも1杯ゴチした。
フライトの疲れもあり、朝からずっと飲み続けて居るせいもあり、TiLACでは10分ほどいてすぐに会計をした。レディースドリンク4杯、あとはぽんこつマンのジントニック1杯。本当なら1100バーツぐらいで収まるはずだが、紙に記された会計料金は2980バーツ。今回もぼったくり料金が記されていた。まぁ長い間ご無沙汰していたことの分も含んでの料金と思い、そこで料金に不満を漏らさず。素直に支払って帰路についた。しかし、酔っ払って居ると見て取れる客からボッタくる店の方針が変わっていないことに少し残念な気持ちになる。
これで、TiLACに行くことはますますなくなるだろうと感じたタイ帰国1日目の夜になった。今度までのタクシー代は、メーターで117バーツ120バーツを渡して下車する。時刻はもうすぐ朝3時これからベストシーズンになるタイだが、バンコクでは以前に比べてバイタクの掛け値やGoGobarでのドリンクやチップのおねだりが増え、その分出費がかさむようになって居ると感じるタイ帰国後初日である。
