ぽんこつマンがチェンマイによく来るようになった2004年よりも遥か前からローカルの市場としてあったルアムチョーク市場の一部分がリノベーションをしてそこにルアムチョークモールというショッピングモールができたのは、2015年頃だったろうか。その頃は1101号線とリング道路1の北西交差点に位置するミーチョークプラザが開業しておおよそ10年を過ぎ、チェンマイの近隣の新興住宅地に家を買った中流クラス以上のタイ人、欧米外国人、日本や韓国といった国から来ているアジア人などが多く訪れるようになっていた。
そのミーチョークプラザも隣り合わせにあったのがルアムチョーク市場で、かなり大きな敷地があったが、どうもその土地を所有するチェンマイの旧家の主人が隣のミーチョークプラザの発展ぶりを見て、一大リノベーションを始めたのだろうとぽんこつマンは思っている。
最初は、1101号線に面したところにある小さな平屋建ての店舗の撤去から始まったリノベーションは数年をかけて、3階建てのショッピングモールが生まれたのだった。隣には以前からあったローカル向けのタラート(市場)は残して、ショッピングモールには隣のミーチョークプラザに有るリンピンスーパーマーケットより大きいルアムチョークスーパーマーケットと小さなカフェやレストラン、薬屋、眼鏡屋、金行、さらにはフィットネスクラブなど各種テナントが入った。
最初はスーパーマーケットの中に、輸入食材を使った欧風レストランができ、世界のビールやワインなども提供していたが、そのスーパーマーケット自体には隣のリンピンスーパーのようなブランド力が無いのか、客は少なかった。
結局そのスーパーはのちにTOP MARKETのブランドで再オープンすることとなり、そのスーパー内の欧風料理レストラン部門が、始めからあった巨大なビュッフェエリアの約半分を改装して、世界のビールやワインを楽しめるレストランを新たにオープンさせたようだった。
連れ合いが、そのルアムチョークモールのフィットネスクラブに通うようになった2017年頃にワインやビールが好きなぽんこつマンはその新しくオープンしたレストラン、ルアムチョークカフェによく行くようになった。
なんでもその新しくリノベーションしたモールがあるエリアのオーナーはその巨大なルアムチョークエリアの地主の奥さんのようで、明らかに超富裕層のファミリーの一員のようだ。かつてのスーパーマーケット内での欧風レストランの味はかなり良かったしスーパーマーケットに置いている世界の輸入ワインや輸入ビールを買ってレストランで飲む分にはあまりたくさんの持ち込み料を払わずに飲むことができたので新しい場所でのオープンの後もよく出掛けたのだが、ビールやワインは全てレストラン内での販売になり会計時に。
しかし、ぽんこつマンがチェンマイに居て連れ合いとちょっと珍しいビールを飲みたい時やワインで軽いディナーを取りたい時、それから息子や連れ合いの誕生日などの特別な日によく利用した。
新しくオープンした当初は、昔のスーパーマーケット内の時の料理の値段を維持していたが、座席数がかなり大きくなり、給仕係も増えさらにバンドが毎晩入るようになり、メニューの大半が大きく値上がりした。さらに注文してもなかなか料理が来なかったりもするようになったりとサービス面でも下がっていった。それでも、若くてそれなりに着飾ったモデル体型の可愛い女の子の客が良く来ている事もあり、バタフライ気質のぽんこつマンにとっては、目の保養にいい楽しい店であった。
しかしながら店が移転してから2年くらいになる頃から給仕係の女の子がスマホに夢中で客の注文になかなか気づかないなど、タイにはよくありがちだが、店の教育が行き届いていないことも徐々に増えてきて、ぽんこつマンはかつてほどよく利用するということはなくなっていったが、チェンマイの家からさほど遠くなくワインやビールを子連れでも楽しめる欧風料理屋は少ないので、いずれ初心に戻ってくれることを大いに期待したいところである。




