バンコクおきに嬢とひさびさ焼肉&ケーキデート

2020年2月27日、タイでもコロナ感染のニュースが神経質に毎日報じられるようになっていた頃で、「25~38歳のタイ人男女(男性5人、女性6人)のグループで、一部が2月21日にタイ国内で香港人旅行者と接触した。その後、2月27日、29日にパーティーを開き、酒を回し飲みするなどした。」という報道がなされた時期である。このあと3月18日からバー、カラオケ、クラブの営業禁止はもちろん居酒屋、レストランでも酒類の販売の規制がされることになるのだが、まだ27日はバンコクのバー、カラオケ、クラブで働くレディーの頭の中には、その先に起こる失業を想像するものは皆無だったと思う。

その頃ぽんこつマンは、タニヤのカラオケクラブからスクンビット23のヤングプレースという商業ビルに入っていたCalmというラウンジクラブに昨年の12月から移籍したタイ人の女の子に少しでも一緒にいる時間を作りたいという気持ちになるほど入れ込んでいて、毎日LINEで彼女とデートする約束を作ろうとしていた。

そして2月27日11:30A.M.に彼女から「WASEDA」 という日本語学校に通っている側でお昼を食べるけど、会いにくる?」というLINEのメッセージがあり、即答で、「行く」と応えて急いで部屋を出た。ぽんこつマンが住んでいるコンドから彼女が日本語の勉強をしている「WASEDA」という日本語学校があるBTSチョンノンシー駅までは、電車を乗り継ぐだけで行けなくは無いが、何しろ時間がかかる。お昼の時間が終わるまでは1時間ちょっとしか残っていないから、「ここはGrab carで!」と配車アプリで手配した。Grab car のアプリにはあらかじめクレジットカードを登録しているので、財布を忘れても乗ることができる。

この日は慌てて、部屋に財布を置き忘れてGrab carに乗ってしまった。目的地について登録してあるクレジットカードから料金を支払って降りることができたが、彼女がいる店が見当たらない。既にその時はかなり冷静さをなくしていた。彼女に店の場所を聞くが、Google mapにあるポイントで降りたところが少しずれていて、周りにいる人に店を訪ねるが、教える店の位置がまともに帰ってこない。グルグルその界隈を歩き回り、BTSチョンノンシーの駅を挟んだ反対側にも行ったりして、また元の位置に戻って人に聞いてようやく彼女のいる店にたどり着いた。彼女は食事を既に済ませていて、少し不機嫌になっていた。「遅い!」「ごめん、場所がすぐに分からなかった。財布を忘れてきたので、ご飯を食べれない。」という会話のやりとりをして「いったん部屋に戻って財布を取りに帰る。」と伝えてまたGrab car を呼んで部屋のあるコンドに戻った。

そして部屋から彼女にLINEを入れたら、夕方5時に彼女が働いているラウンジクラブの入っているビルの入り口近くにある焼肉屋「燦 きらび 」で焼肉食べたいと連絡がきた。ぽんこつマンはすぐさま「OK」と返す。

既に午後3時を廻っていたのでシャワーを浴びて、デートの準備をした。今度は財布を持ったかしっかり確認して、午後4時に部屋を出た。夕方のバンコク は大渋滞。いかにGrab car でも渋滞はかわしようが無い。比較的渋滞の少ないペップリ通りを進み、スクンビット55(トンロー通り)へ。そこからサミティベートスクンビット病院の前を通り、スクンビット39、ペッピーナスクンビット本店があるPhrom Chit Alleyを通って、ヤングプレースの手前にあるセブンイレブンの前で降りた。時間は4時45分。コンビニの外にあるATMで現金を引き出して、焼肉屋「燦 きらび 」に向かった。

彼女は既に、ヤングプレースビルの入り口にある硬い椅子に座って待っていた。焼肉屋「燦 きらび 」の開店時間は17:00だが5分前になっていたので店に入った。焼肉屋「燦 きらび 」スクンビットは全てが個室スタイルで、プライバシーが守られる。今回は一番手前の個室。クラブやバーの女の子と同伴出勤するには向いている店だ。肉も和牛で美味しい。

アサヒ生ビール49バーツ、最上級黒毛和牛上カルビ290バーツと良心的価格も嬉しい。彼女は焼肉と刺身・寿司が大の好物とのことだで焼いても焼いてももぐもぐ食べる。太りたく無いから、焼肉は月1から2とのことだった。この店は、タニヤにあるしゃかりき432の炭火焼肉432(シミズ)より割安で肉質もいい気がする。さらに個室というのもぽんこつマンには嬉しい。

この店で約2時間焼肉を食べ続けて、ぽんこつマンは腹いっぱいになった。彼女にデザートを勧めたら、店を帰るという。そこは、彼女がスクンビット23の店に移ったばかりの頃一度探したが見つからなかっと言った店で、Iwane Goes Nature(https://www.facebook.com/Iwane1975)という店。

彼女はデザートを2品注文しこの店自慢のジンジャーエールでペロリと平らげる。ぽんこつマンはダブルエスプレッソのみ。焼肉と甘いデザートを2つ食べてご機嫌な顔になっている彼女(この時は少し木村文乃似風)を見るのがぽんこつマンの幸せになっている。

本当は、同伴するつもりは全くなかったが、幸せそうな彼女の顔をもう少し見たくなって同伴出勤にしてもいいと彼女に行った木曜日の夜だった。彼女の勤めていたラウンジクラブCalmはしゃかりき432の社長が経営する日式ラウンジで、日本人キャストがメインの店だったが、3月18日のバー、カラオケ、クラブ、などの酒をメインで提供する店の営業が禁止となり、店は締めたようだった。

彼女はその後長い失業状態に入る。今はまたそのラウンジがあった場所を改めてシステムを少し変えて営業しているようで、仕事に戻れているようだが前ほど客がくるはずもない状態が続いているらしく、いつまでその店で働いていけるのかも分からない。