2020年2月下旬、日本からかつて同じ会社で働いていた同期がタイゴルフツアーを企画してやってくることになった。ぽんこつマンは2がつはチェンマイにいたのだが、彼らがくるということでバンコクでゴルフを一緒にプレイすることになった。
当時、既にコロナ禍はヨーロッパに多くの感染者を出し、イタリアでは12,462人の感染症例を確認し、827人が死亡し、集中治療室に入院していた患者数は1,028人に増えていた。WTOは国際的「緊急事態宣言」を1月30日にようやく発出したこと、日本でも2月3日に感染者が確認されたクルーズ船が横浜に入りニュースの話題をさらっていた。
タイゴルフツアーに参加するメンバーからも予定の時期にタイへの入国が可能なのかという不安のLINEチャットが頻繁に入るようになっていたが、一番遅く2月20日にタイに入国を予定するする最後のひとりも無事にバンコク入りができたようだった。
ぽんこつマンは2月20日チェンマイからバンコクへタイVetjet で移動した。バンコクの部屋にもゴルフクラブを置いていたので、荷物はハンドキャリーだけで当時のVetjetのフライト料金は片道500baht(税金込)くらいで手配可能だった。
乗客もクルーもすべてマスク着用、空港に入る時も搭乗する時も非接触の体温チェックがあった。既にアメリカは中国滞在者の入国禁止を1月31日に発表していたが、当時のWHOの姿勢は渡航と貿易の制限を適応しないよう助言していたこともあり、当時のタイ政府の姿勢はWHOの姿勢に従うというものでタイ国内の移動もタイへの入出国も制限の対象外だった。
ぽんこつマンは、18時にはスワナブーム空港を出てバンコクの部屋にタクシーで向かった。明日のナバタニでのゴルフはティーオフタイムが10時頃だったので、朝のバンコクの渋滞を考慮しても8時に起きて8時半にGrab car を予約しておけば問題なかった。
ぽんこつマンの部屋のあるコンドからナバタニーゴルフコース(http://www.navatanee.com/jap/course.html)までは、朝の渋滞とは逆コースだ。少し混んだとしても40分もあれば十分に着く。昨晩事前予約していたGrab car は朝8時30分にロビーに降りた時には既に到着していてぽんこつマンを待っていてくれていた。
待っていたのはトヨタアルティスの白。まだ新車だ。ゴルフバックをトランクに積み、後部座席に座利、ドライバーに「サワディーカップ」とタイ語で挨拶する。Grab car のドライバーはタクシーのドライバーと違って不機嫌だったり、イラついていたり、洗い運転をすることはない。今までに紳士的でないGrab car のドライバーにあったことがない。料金もメータータクシーで渋滞分を考えると同じかむしろ安いかもと思えるくらいだ。
8時55分にナバタニのクラブハウスの前にGrab car は到着した。既に日本からのゴルフツアーメンバーは到着していた。ゴルフバッグを預けてチェックイン、クレジットカードでプレイフィーを支払い、ロッカーに着替えを預けてすぐにパター練習に向かった。
このコースは、ぽんこつマンがまだ現役でバリバリ仕事している時代、オーストラリアへの出張の中継地としてバンコクに泊まる時にプレイしたコースの1つだ。ぽんこつマンは、ロバート・T・ジョーンズ・Jr. が設計したコースが好きで、アメリカでも、ハワイでも、日本でも彼の設計コースを好んでプレイしてきた。
バンカーやハザードのレイアウトが実に巧妙でかつ美しいコースが多い。以前来た時にはコースキャディーの女性(若い女の子はいなかった)の助言や心遣いに感動した。タイのゴルフの楽しさには、若くて可愛くセクシーなキャディーがいるといるという事もあるが、このコースはさすがに国際的トーナメントコースとしての格を感じていた。
男5女1の6人で2組。スタート時間が近づいた。みんなで記念撮影をしてスタートした。プレーヤーひとりにキャディーがひとりづつついてカートを運転してくれるがタイでは普通。18ホールスループレイもタイでは一般的。
スタートは10分間隔で待たされるホールは無く、18ホールスループレイは3時間足らずで回り切れる。シャワーを浴びてレストランでプレイを振り返りながらのビールはどんな時でも格別だ。ぽんこつマンがチェンマイにいる時はいつもひとりでエントリーするので、ゴルフコースのレストランでビールを飲むことはまず無い。
ダブルボギーマンのぽんこつマンのスコアは相変わらず良くは無いが、パーが2つあった事は喜ばしい。仲間とゴルフをするのも悪くは無い。ちなみにタイでのゴルフは既に日本より高額になっている。日本はバブル崩壊以降平日1万円くらいでできるコースが多くなっているが、タイではコースに払うグリーンフィー、キャディーフィーの他にキャディーへのチップ(バンコクでは300bahtが相場、もしキャディーのライン読みアドバイスでバーディーが取れた時などは500baht以上を渡しても良い)を渡すのが一般的、合計するとざっと2〜3万円は掛かると思う。
いずれにしても、懐かしい昔の仲間と年に1回バンコクで会えるということは幸せな事だ。2021年の2月は、まだタイ政府のコロナ拒否は終わっていないだろうと思われる。果たしてまたバンコクで昔の仲間とゴルフができる日はいつ来るのだろうか。






