北京ダックをチェンマイで

ぽんこつマンは、中華料理好きでもある。自分でも餃子、焼売、炒飯などの簡単中華から麻婆豆腐、麻婆茄子、青椒肉絲も1ヶ月の2回くらいのペースで作って食べる。干焼蝦仁や酢豚(古老肉)などは海老や豚肉を一旦揚げなくてはいけないので、中華料理店で注文する事にしているが、タイでの中華料理は、日本の中華料理と同じものは少ない。

日本では日本人に馴染みが多い中華料理に多くの中華料理店がアレンジしているが、タイでもタイ人に馴染みが深いタイスタイルの中華にアレンジされているとぽんこつマンは思っている。

日本でのぽんこつマンおすすめの中華料理は大阪にある双龍居(https://soryukyo.gorp.jp)という店が一番だが、タイではまだぽんこつマンがここという店は見つかっていない。バンコクにはヤワラートという中華人街があり、そこには幾多の中華料理店がしのぎを削っているが、どうも味付けがたいスタイルになっていて、純粋にぽんこつマンの舌に合うとは言い難かった。もちろんフカヒレスープやアワビの旨煮などの高級食材の料理は、中華料理のエッセンスが生きてはいるが、野菜を使った炒め物はいかにも大スタイルという感じだった。

ぽんこつマンが世界で最高峰と思った中華料理は、ザ・ペニンシュラホテル香港の嘉麟楼<Spring Moon>(https://www.peninsula.com/en/hong-kong/hotel-fine-dining/spring-moon-cantonese)だが、あまりにも高級すぎて気軽に行ける訳もない。

タイでの中華料理に話を戻そう。タイにも香港形のペニンシュラ、シャングリラ、マンダリンオリエンタルといった5つ星ホテルがあるが、やはりそこの中華料理もタイスタイルのアレンジがあるものが多い。しかしぽんこつマンは北京ダックだけは、タイでも日本でも香港でもほぼ同じ印象を持っている。

チェンマイにも香港系ホテルとしてシャングリラ(https://www.shangri-la.com/chiangmai/shangrila/)があり、ここには北京ダック950baht(税・サ別)、麻婆豆腐110baht(税・サ別)が日本中華と同じメニューがある。ホテルのレストランの料金とすれば日本のホテル中華より割安な設定に思える。

ぽんこつマンがよく行くチェンマイ市内の中華レストランとしては、ジィアトーンヘンという店がある。

この店の本店は、チェンマイプラザホテル(http://www.chiangmaiplazahotel.com/facilities.html)の前にあるが、駐車スペースが少なく市内の渋滞もあり、最近はスーパーハイウェイに面する店舗に行くことが多い。この中華料理店は、北京ダックは、日本の中華料理店と同じスタイルだが麻婆豆腐も酢豚も無く、ほぼタイスタイルの中華になっているとぽんこつマンは思う。しかし北京ダックは実にジューシーですこぶる美味い。それでいて800bahtと安い。ダックの肉の料理はその800bahtに含まれていてガパオや黒胡椒炒めなどの好みに調理して出してくれる。

エントランスを入るとそこにレセプションがあり、予約があるか、何人かを確認して席に案内される。左側と右側にはそれぞれ別の厨房があるらしく、また2階には個室もある。ぽんこつマンは左側の天井が高く明るい場所をリクエストする。左側を賄っている厨房の方がぽんこつマンの舌にあっている気がするからだ。

この店には魚の料理はいくつかあるが、蟹やロブスターを使った料理がないのが残念だ。まぁシーフードレストランではないので鮮度を求められる高級食材の仕入れを広げたくないということだろう。

コロナで中国からの団体客がタイ入国ができなくなって、客はタイ人とタイに住む外国人に限られる事になっているが、ぽんこつマンがチェンマイにいた2020年3月までは、やはり土日の19:00以降は多くの客で賑わっていた。チェンマイには本格的に中華を食べることができる店は少ないため、比較はできないが安く北京ダックを楽しめるこの店は、ぽんこつマンにとっては貴重な店である。