4度目のホーチミン ②ホーチミン置屋体験

ホーチミン 2日目の土曜日の朝、ぽんこつマンは前回市内のガイドをしてくれたF氏に連絡を入れた。以前、行きそびれた置屋へ時間を持て余している午前中に行ってみようと思ったからだ。

F氏はすぐに電話に出た。「OK、11時ホテル前に行きます」とF氏の返事。ぽんこつマンはホテルの朝食を食べてからドンコイ通りにあるいつもの両替所(Exchange 59)

に行き今日使うであろうヴェトナム通貨分を両替したのち、一旦部屋に戻り、F氏との約束の時間を待った。 

10分前にホテルのロビーに降りたら、ホテルの前にF氏が既に到着している姿が見えたので、ホテルを出てF氏と会った。彼は既にぽんこつマンの今日の目的を聞いていたので、何枚もの女の子の写真を見せてきた。

ぽんこつマンは、その中の何人かを選んで、身長、性格、サービスの評判などを聞いた。そして一人の女の子を決めた。F氏は、その娘がいる店に連絡を入れる。現在店に来ているかを確認しているようだったが、電話を済ませて「彼女は今いる」「でも店に到着して、自分の目で他の女の子も見て、気に入ったらでいいから」「その店の近くにまだいくつかの店あるから」と伝えてきた。そしてF氏はバイクのエンジンをかけ、ぽんこつマンにヘルメットを渡し後ろに乗るよう合図した。

ぽんこつマンがヘルメットを被り後ろに乗ると、F氏は「OK?」といい、アクセルをふかしバイクを走らせた。ぽんこつマンはどこを走っているのか全くわからない。バイクに乗っているので、Google マップでどこに向かっているかを確認することもできない。

F氏が運転するバイクはまずは大通りを南西方向に走り、その後右折、左折を繰り返し、高いビルが通り沿いに一切ない一方通行の細い路地へ入った。そして左側にバイクを止めた。店の前に着いたようだった。

その店の間口は4mもない感じ。外からは何屋なのかはわからないが、横スライド式のアルミサッシのガラス扉の向こうに小さなカウンターとその奥にソファーが見える。F氏がそのガラス扉を開きぽんこつマンを中に招き入れる。そしてガラス扉を閉めると、店の奥から数人の女の子が現れる。

その中にはぽんこつマンが写真で見た女の子もいるようだったが、写真と同じ服を着ている訳ではないのでどの子かよくわからない。ぽんこつマンは、F氏に先ほど写真で決めた娘はどの子かを聞いた。F氏はすかさずひとりの女の子を指し示す。

そこに並んだ女性はみんな見た感じ痩せていて、若く見える。20歳そこそこと言った感じだろうか。濃い化粧の女の人は小さなカウンターの中の50歳近くに見える店主っぽい女だけだ。服装も、肌の露出はかなり高いがセクシーに見えるようなものではなく、幼い子が好むようなプリント柄のノースリーブワンピースばかりだ。

見た目でだけでは性格やサービス精神は計れないので、かわいい表情で決めようとした。そこに並んでいる女の子をひとりひとり見つめるとニコッとする娘もいれば恥ずかしいのか目を合わせようとしない娘もいる。結局ぽんこつマンはよくわからなくなったので、最初に写真で決めた女の子を選んだ。

その子に導かれて奥にある階段を登っていく。上の階にはいくつかの個室があるようでそのうちの1つに彼女がぽんこつマンを案内する。そして、ぽんこつマンをひとり置いて一旦部屋を出ていく。彼女はしばらくして戻ってきて、ぽんこつマンに洋服を脱ぐように仕草する。彼女は日本語はもちろん英語もほとんど話せないようだ。

ぽんこつマンが服を脱ぐと部屋についているバスルーム(と言ってもトイレに簡便なシャワーがついているだけ)にぽんこつマンの手を引き案内する。彼女はシャワーの水栓をひねり水を出す。お湯ではないようだ。彼女は手に液体石鹸を取り、ぽんこつマンのポコチンと玉袋を洗う。そして水で石鹸を流しタオルをぽんこつマンに渡し、ベッドルームに戻るようバスルームの扉を開ける。ぽんこつマンがそこを出るのを確認して彼女は自分の淫部を洗うようだった。

彼女がバスタオルを胸に巻いて戻ってくる。ベッドに座っていたぽんこつマンを寝かせて、ぽんこつマンの腰に巻いたバスタオルを剥ぎ取り、彼女はフェラチオを始める。そして勃起した肉茎にコンドーム をかぶせて、騎乗位でぽんこつマンの肉茎を膣口に挿入した。彼女が上下に動く。その動きは速くはない。せいぜいテンポ80〜90といった感じだ。5分ほどその騎乗位は続いたが、彼女はいったんその騎乗位を止めベッドに四つん這いになる。そしてぽんこつマンに背後からの挿入を促した。

ぽんこつマンは彼女の後ろに膝まづいて、コンドームが装着されている肉茎を少し押さえつけて彼女の膣口にあてがい、ゆっくりと前に押し込んだ。ぽんこつマンの亀頭がチュルンと中に沈んだ。そしてさらに奥へ押し込んだ。やがてぽんこつマンの恥骨が彼女の尻の骨に当たる。そこからぽんこつマンは、彼女の腰骨を掴み、前後のピストン運動を始めた。最初はテンポ120位でゆっくりと、そして徐々にそのスピードを上げていく。

出し入れのテンポが200くらいに上がった頃、彼女は頭をベッドに落とし、しかめた顔をぽんこつマンに見える位置に横向けた。そしてベッドのシーツを強くつかみ、アッ、アー、と細い声をかすかに上げる。ぽんこつマンは腰の動きを一旦止め、ゆっくり引いて強く打ち込む。

スパン、、、、スパン、、スパン、、、、。ぽんこつマンの恥骨が彼女の尻の肉を打つ音が個室に響く。その部屋にある窓には南中した太陽の光が薄いカーテンを透かして差し込んでいる。何度も何度も強く打ち込んで、ようやくザーメンをコンドーム の中に吐き出した。部屋に入って30分くらいであっけなくその行為は終わった。

置屋での性交は、愛を感じて行うものではない。ただひたすら何かを支配する欲求への代償行為でしかない。好きと思える女性との性交渉は感情的な高ぶりも相まって快楽の頂点は極めて高くなる。その記憶の再現を求めて置屋で交わってもその快感は異質なものだった。

確かに、交尾するという行為は同じだが精神的満足感のないそれは、放出する一瞬の快感だけで、特定の誰かを思っての自慰行為より得られる快感は少ない。むしろ肉体的な疲労感をより強く感じるだけに過ぎないということに気づいているはずなのに、男という動物は、どうして女と言う動物と交尾したいと思ってしまうのだろう。

シャワーで鼠蹊部を洗い、洋服を着て階段を降りるときに、ぽんこつマンは少し考えてしまった。一階のソファーには F氏が待っていた。彼はぽんこつマンがあまり満足な顔をしていないことを少し気にしたようだった。帰り際に求められるお金を支払いその店を出た。そしてF氏のバイクの後ろに跨がり、ホテルまで戻ってきた。時間は正午を少し過ぎた頃だった。

「食事を一緒にしませんか」とぽんこつマンは F氏をホテル近くにある一風堂ラーメンに誘った。彼は気まずそうにしたが、ぽんこつマンの誘いを断らなかった。

ぽんこつマンは赤、F氏は白を注文した。そしてぽんこつマンはサイゴンスペシャルビールと餃子も食べた。レタントン通りにある一風堂の土曜日昼は、ローカルの人で混雑していた。F 氏はぽんこつマンが置屋で満足していない表情を見て少し気にしているのか、それまで饒舌だった彼の口は何も話さなくなっていた。ラーメンを食べ終えて彼はその日のガイド料を受け取り帰って行った。

ぽんこつマンはタイバンルング通りを挟んで一風堂の反対側にあるマッサージ店Ruby1を覗いた。置屋での肉体的な疲労感を取り除きたいと思った。店の中に入るとひとりの若いセラピストが来て、フットマッサージかボディーマッサージかを聞いてきた。ぽんこつマンには夕方まで時間がたっぷりあったのでボディーマッサージ2時間コースを選んだ。

すると奥の階段から2階へ案内された。2階はかなり広いスペースに、マッサージマットが床に20近く並んでいた。客はぽんこつマンひとり。遮光カーテンがある一番奥のマットに案内されマッサージ用の着替えを渡された。ぽんこつマンはそこで着替え、横になってセラピストが来るのを待った。

セラピストは熱いおしぼりをいくつかもって現れて、足の裏を丁寧にその暑いおしぼりでおしぼりで拭った。そしてマッサージが始まった。最初はうつ伏せで足先からかかとまで、そしてふくらはぎ、太腿、腰、背中、そして腕と進む。背中には熱い石を載せる施術もあった。さらに仰向けで太腿をもう一度、さらに鼠蹊部、そして手足の指。体を起こして肩、首、頭と続いた。2時間の間他の客は一切来ない。広く遮光した暗い部屋にぽんこつマンとセラピストの二人きり。しかもセラピストは若くて可愛い。ぽんこつマンは、何かあろうはずもない淫靡な想像をしてしまった。

ホーチミン でのマッサージ体験は、いつも素晴らしい。凝った筋肉が解れるだけではない、心のしこりもほぐれる思いだった。

コメントを残す