バンコクで串揚げ、のち突き上げの土曜の夜

ぽんこつマンは、大の揚げ物好き。ポンコツとは言えもうちょっとアジアの俗世の混沌を楽しみたいので、体のことを考えて少しは控えもにしているが、それでも揚げ物の誘惑にはどうしても負けてしまう。

ということで今回で2回目の恵比寿商店で串揚げ?串カツ?に、昨年末からセフレになったMちゃん(28才)との一戦を交える前にまずはお腹を満たそうと突入。Mちゃんはエッチとビールが好きな女の子。スクンビット26の角で18時30分に待ち合わせたものの、彼女が現れたのは19時頃、恵比寿商店に入店したのは19時10分頃だったかな。昨年の末に来た時はがらんとしていた店内も、今回はほぼ満席状態。まずは、彼女が好きなビールの中でも一番好きというアサヒスーパードライ生のジョッキで、1月中旬以来の再開に乾杯。昨年の開店当初は、今回よりもさらに安いメニュー設定だった気がするが、今回もアサヒスーパードライ生が68バーツ?69バーツ?とスクンビット界隈では破格といえる値段。あっという間に1杯目を飲み干して、すぐにお替りするMちゃん。ぽんこつマンは、ビールはすぐにお腹がいっぱいになるので2杯目からハイボールにチェンジ。ハイボールはエビスハイボールが79バーツ?ジムビームハイボールが89バーツ?とこれもまたこの界隈では破格かな。串揚げ5種、カキフライ、ゲソの唐揚げ、揚げ出し豆腐、クラゲのサラダ、イクラ大根おろしと平らげるうちに7〜8杯のビールとハイボールを呑んで、かなり酔いも回った。それではいざ一戦となり、お会計。ネットには現金のみとあるが、とりあえずヴィザのクレジットカードを出したら3%のチャージで支払い可能との返事。トータル1800バーツちょいをカードで支払って、店を出た。

その後、今回の一戦にとあらかじめ予約しておいたスクンビット28にあるSarnn Sukhumvit28というホテルへ歩いて向かう。スクンビット28の角を30mほど入ったところにそのホテルはあった。

間口の狭いホテルだが、できてあまり時間が経っていないのかまだまだ内装が綺麗だった。一泊の値段は、ブッキングドットコムで前日予約したが税・サービス料込みで826.20バーツ。この界隈ではなかなか1000バーツを下回る宿を探すのは難しいが新型肺炎のせいで中国人観光客が激減していることが影響しているのかな。グランドフロアは、フロントとロビー、その上にMF、2F、3F、4Fと4フロアあり各フロアに4室のプチホテル。部屋にはダブルサイズのベッド、冷蔵庫、テレビ、シャワーブース、トイレがあり、シーツもバスタオルも清潔で特に問題はない。

Sarnn Sukhumvit28のMFから見下ろしたエントランス

Mちゃんは部屋に入るなり、スカートを脱ぎ、バスタオルを腰に巻き、窓を開けて電子タバコを一服。ポンコツマンはその背後から彼女を抱き、首筋にキスをする。彼女が電子タバコをテーブルに置いたので、後ろからシャツの前ボタンを一つずつ外し、ブラジャーのホックも外す。パンティとバスタオルだけになったMちゃんのパンティーをゆっくりおろし、全ての布を外し終えた。彼女はすでに腰をくねらせ尻を突き上げる。Mちゃんの胸と腰を愛撫しながら私も全ての布を剥ぎ捨てた。

久しぶりの一戦はおよそ2時間、様々な対位で彼女を突き上げた。喘ぎ、求めあう。果てた後もジンジンと響く逸物を咥え上下動する彼女のテクニックには、今回も驚かされた。またお互いがお互いを求め合う日が近いうちに来ることを予感した土曜日のスクンビット28での濃厚な時間は深夜0時近くまで続いた。

天使の魔都クルンテープは今日も眠らない。

ぽんこつマンもまだまだオトコ

2019年7月にTinderで知り合った日本語勉強中のタイの女の子が、自分の学費?を稼ぐために2019年11月まで働いていたタニヤの某カラオケクラブを突然辞めて、スクンビット23のヤングプレイスというビルにある店で働きはじめた。

※2020年3月18日からのCOVID-19によるタイ政府の閣議決定による学校、映画館、バー、カラオケ、ナイトクラブ (ディスコ)、MP、タイマッサージ等の営業停止命令により、廃業を決定した模様です。

彼女はBTSチョンノンシー駅近くにある有名日本語学校で終日コースで勉強していると言っている。日本語を習いはじめたきっかけは聞いていないが、日本人男性が毎夜集まるタニアで8年前くらいから働きはじめ、そのアルバイト先の一人の客を好きになったことが理由ではないかとぽんこつマンは考えている。彼女と最初にあったとき、小泉進次郎議員の妻となった女性と似た顔立ちにすっかりやられてしまった。彼女のLINEには今でも1000人以上の日本人男性の友達がいて、ぽんこつマンも含めそのうちの数人は、彼女に頻繁にアプローチしているらしい。肌の色が白く声や仕草もかわいい彼女を好きになる日本人は少なくないだろう。もちろん鼻や目蓋などのプチ整形はしているらしいが、元がわからなくなるほどの整形ではない。


彼女が今アルバイトをしている店は、日本人のキャストがメインで、タイ人女性も日本語ができないと働けない。彼女の日本語はまだまだ完璧には程遠く、タイ語の単語がしばしば入ってくる。タイ語を少し話せるぽんこつマンにはそのくらいの方が心地いいのだが、その店の方針として、常連客も飛び込みの一元客も日本人のキャストを指名することも多く、タイ人のキャストを店側がわざわざ紹介することは少ない様だ。料金は、ボトルキープがある客(メンバー)は、1時間1200バーツ、ボトルをキープしない客(ビジター)は1500バーツ、レディースドリンクは1杯,250バーツ、レディーステキーラは400バーツ、それ以外に指名料が時間単位で請求される。カラオケはないため、女の子と話をすることを楽しめないと実につまらないことになる。タニヤにあるカラオケクラブの様に、女の子が番号札をつけてもいない。キャストとして働く女の子には月1回の同伴出勤と指名獲得の義務があるらしいが、同伴出勤の回数が多くなればその月もらえる給料もアップするシステムの様である。日本語学校の学費が3ヶ月で42,000バーツ(一月あたり14,000バーツ)部屋の家賃が7000バーツとしてメイクアップや美容院の費用を月10,000バーツ、その他食費などに月6000バーツと考えると一月50,000バーツくらい稼がないとやっていけないはずだ。
ぽんこつマンは、彼女を日々満足させられる様なお金も無いから、月に1、2度飯を食べる程度。ただ、今のところ彼女ほど魅力に感じる女の子に出会ったことはない。次の日曜日に焼肉に誘ったが、色良い返事は返ってこない。そろそろ夜の遊び場をもう一度タニヤに戻して新しく可愛い女の子を探しに行くとするかな。

クルンテープと言う名の魔都①ソイカウボーイ

バンコクの正式名称は、「クルンテープ・マハーナコーンアモーラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラットラーチャタニーブリロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターンアモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」ととてつもなく長い。タイ人ですら完璧に全てを言える人はそう多くなく、ほとんどのタイ人は、最初のクルンテープをバンコクの呼称として頻繁に使う。バンコク の正式名称の日本語訳は、「インドがヴィシュヌカルマに命じてお作りになった、が権化としてお住みになる、多くの大宮殿を持ち、九宝のように楽しい王の都、最高・偉大な地、インド戦争のない平和な、インドの不滅の宝石のような、偉大な天使の都」となるらしいが、「クルンテープ」は「天使の都」と言う意味らしい。

確かに、バンコクは世界の訪問都市ランキングのここ数年1位に輝いているらしいが、世界中の旅行者を虜にするいちばんの理由は、世界のいかなる都市でも味わえることができない圧倒的な夜の街にあるのではないかとぽんこつマンは感じている。人間の持つ本能的欲求とされる食欲、性欲、睡眠欲の3つの内、最後の睡眠欲、眠りたいという衝動を抑えても前者の2つ、さらには特に性的快楽の追求を叶えてくれる都市は、この「クルンテープ」を凌ぐ街をぽんこつマンは知らない。

ぽんこつマンも今から20年ほど前に初めてバンコクに訪れたときはゴルフとタイ料理それにタイマッサージを目的にしてやってきたが、ゴルフでは、プレイヤーひとりに一人のキャディが専属でつく。しかも若いキャディーが多く、まるで19番ホールへの誘いを待っているかのように、Hな隠語もティーグランドや茶店での休憩中にキャディーが話かけてくる。ゴルフを終えて街に戻れば、至るところにMP(マッサージパーラー)の建物が見え、純粋なマッサージ屋を探して歩くと必ずと言っていいほど、若い女の子のマッサージ嬢に腕を絡められ店内に呼び込もうとする。食事を済ませ軽く一杯と思って夜の街に繰り出せば、路上には多くの娼婦があふれ、バーにいるウエイトレスにも番号札がついていて、店に一定の金額を支払えば連れ出し可能のシステムがある。それまでハワイ、タヒチ、ロス、サンフランシスコ、ニューヨーク、ラスベガス、パリ、モナコ、シドニー、香港、マカオ、オークランドなどを旅してきたが、これまで経験したことのない圧倒的なカルチャーショックを受けたものだ。

日本人に馴染みのあるバンコクの夜の歓楽街は、パッポン、タニヤ、ナナプラザ、ソイカウボーイとあるが、ぽんこつマンが若くて可愛い女の子(Ladyboyも含めて)が集まっているのはソイカウボーイと思っている。

BTSアソーク駅からもMRTスクンビット駅からも徒歩圏内。なんでもアメリカ人の元飛行士、T.G “Cowboy” Edwardsがこの地でバーを開いたことに由来するそうだが、都市開発を理由にそのうち撤去されるのではとの噂のある中、2017年1月にフジテレビ系列で放送された草彅剛主演の「嘘の戦争」というドラマの冒頭の舞台として登場する「ティラック(TiLak)」、

2階のフロアが透明になっていてノーパンで踊っている女の子を下の階から見上げることもできる「バカラ(Baccara)」

を始め、今も20軒以上のバーが営業している。(2021年8月1日現在はCovid-19の感染拡大により長期にわたってロックダウンが継続され、今後改めてゴーゴーバーなどの風俗営業がいつ再開されるかの目処は立っていない。)

クルンテープ、その魔都は今後も眠らないことを祈りたい。