スリウォン通りにある焼肉アロイという店でタニヤのカラオケ嬢との同伴飯

今から1年ほど前、ぽんこつマンは一人のカラオケ嬢にぞっこんになっていたことがある。彼女と知り合ったのもTINDERだったが、日本語を勉強していて、日本語を話せる友達が欲しいという事がきっかけで仲良くなった。

最初のうちのデートは、セントラルラマ9界隈あるいはBTSサイアム駅が多かったが、そのうち彼女がバイトしていると言っていたタニヤ が近いMRT シーロム駅かBTSサラディーン駅での待ち合わせが増えていった。

彼女の通うWASEDAという日本語学校が終わって彼女が一旦ラチャダーソイ3にある自分の部屋に帰ってから着替えて17時半頃にタニアに近いMRTシーロム駅かBTSサラディーン駅で待ち合わせるのだが、彼女は19時がバイト開始時間らしく食事をしているとあっという間に19時になる。

ぽんこつマンはその時彼女にぞっこんになっていたので、1時間半だけのデート時間では気持ちが中途半端なので、同伴することで22時まで彼女と二人で過ごせる時間を作っていた。同伴するということは、彼女がバイトしているカラオケにも最低1時間は行く事になるのだが、お金の問題以上に彼女のことを愛おしく思っていた。

ちょうど1年前の2019年9月頃は、本当に彼女に入れ込んでいて2日に一回は会いたい気持ちの自分が抑えられないくらいだった。彼女は焼肉と寿司、刺身が大好物らしく、この頃からの同伴飯はタニヤ 界隈にある日本食居酒屋で刺身・寿司を食べるか、焼肉屋に行くかだった。

彼女は焼肉はスリウォン通りにあるシャカリキ432の系列店炭火焼肉432に行きたがるが、ぽんこつマンは彼女のシャカリキ432への宗教のような固執の仕方には納得がいかず、できるだけシャカリキグループを使わないようにしたかった。宗教的盲信は新しいことへの挑戦を妨げ、自分の世界を狭いものに押し込めて発見のないつまらない生き方を甘んじて過ごすことが目に見えている。

スリウォン通りにはタニヤ通りから真正面に見える焼肉あろいという店もあり、9月2日の同伴飯はその焼肉あろいに決めた。値段も何もわからなかったが、炭火焼肉432も決して安くはないので、まぁどうでもいいと思っていた。

店に入るとエレベータで上の階の4人がけのテーブル席に案内される。そのテーブルにはロールスクリーンが通路側にあって、反対側にいる客や通路を通過する客にプライバシーを見られることがない。多分同伴したカラオケ嬢とキスや乳揉みといったエロい行為が他の客に見えにくくしているという店の配慮だろう。また喫煙者がいても煙がロースター内の換気口に吸い込まれてタバコ嫌いな人がいる別のテーブルに煙が届きにくいという配慮もあるのかもしれない。

この日の肉はまぁまぁだったが、彼女はベーコンも頼んで焼いていた。ぽんこつマンはすでに焼肉をたらふく食べることはなくなり、少しつまんでは酒を飲むスタイルだ。肉は5枚もあれば十分だ。ホルモンも基本的に食べない。ちなみにこのタニヤ 界隈の焼肉屋に通う客の中には、この店がバンコクで一番うまいという人もいるらしいが、ぽんこつマンはそこまででは決してないと思う。

いつかバンコク 焼肉ランキングを作ってみようかと最近は思っている。

チェンマイの1101号線に面するルアムチョークプラザのカフェ

ぽんこつマンがチェンマイによく来るようになった2004年よりも遥か前からローカルの市場としてあったルアムチョーク市場の一部分がリノベーションをしてそこにルアムチョークモールというショッピングモールができたのは、2015年頃だったろうか。その頃は1101号線とリング道路1の北西交差点に位置するミーチョークプラザが開業しておおよそ10年を過ぎ、チェンマイの近隣の新興住宅地に家を買った中流クラス以上のタイ人、欧米外国人、日本や韓国といった国から来ているアジア人などが多く訪れるようになっていた。

そのミーチョークプラザも隣り合わせにあったのがルアムチョーク市場で、かなり大きな敷地があったが、どうもその土地を所有するチェンマイの旧家の主人が隣のミーチョークプラザの発展ぶりを見て、一大リノベーションを始めたのだろうとぽんこつマンは思っている。

最初は、1101号線に面したところにある小さな平屋建ての店舗の撤去から始まったリノベーションは数年をかけて、3階建てのショッピングモールが生まれたのだった。隣には以前からあったローカル向けのタラート(市場)は残して、ショッピングモールには隣のミーチョークプラザに有るリンピンスーパーマーケットより大きいルアムチョークスーパーマーケットと小さなカフェやレストラン、薬屋、眼鏡屋、金行、さらにはフィットネスクラブなど各種テナントが入った。

最初はスーパーマーケットの中に、輸入食材を使った欧風レストランができ、世界のビールやワインなども提供していたが、そのスーパーマーケット自体には隣のリンピンスーパーのようなブランド力が無いのか、客は少なかった。

結局そのスーパーはのちにTOP MARKETのブランドで再オープンすることとなり、そのスーパー内の欧風料理レストラン部門が、始めからあった巨大なビュッフェエリアの約半分を改装して、世界のビールやワインを楽しめるレストランを新たにオープンさせたようだった。

連れ合いが、そのルアムチョークモールのフィットネスクラブに通うようになった2017年頃にワインやビールが好きなぽんこつマンはその新しくオープンしたレストラン、ルアムチョークカフェによく行くようになった。

なんでもその新しくリノベーションしたモールがあるエリアのオーナーはその巨大なルアムチョークエリアの地主の奥さんのようで、明らかに超富裕層のファミリーの一員のようだ。かつてのスーパーマーケット内での欧風レストランの味はかなり良かったしスーパーマーケットに置いている世界の輸入ワインや輸入ビールを買ってレストランで飲む分にはあまりたくさんの持ち込み料を払わずに飲むことができたので新しい場所でのオープンの後もよく出掛けたのだが、ビールやワインは全てレストラン内での販売になり会計時に。

しかし、ぽんこつマンがチェンマイに居て連れ合いとちょっと珍しいビールを飲みたい時やワインで軽いディナーを取りたい時、それから息子や連れ合いの誕生日などの特別な日によく利用した。

新しくオープンした当初は、昔のスーパーマーケット内の時の料理の値段を維持していたが、座席数がかなり大きくなり、給仕係も増えさらにバンドが毎晩入るようになり、メニューの大半が大きく値上がりした。さらに注文してもなかなか料理が来なかったりもするようになったりとサービス面でも下がっていった。それでも、若くてそれなりに着飾ったモデル体型の可愛い女の子の客が良く来ている事もあり、バタフライ気質のぽんこつマンにとっては、目の保養にいい楽しい店であった。

しかしながら店が移転してから2年くらいになる頃から給仕係の女の子がスマホに夢中で客の注文になかなか気づかないなど、タイにはよくありがちだが、店の教育が行き届いていないことも徐々に増えてきて、ぽんこつマンはかつてほどよく利用するということはなくなっていったが、チェンマイの家からさほど遠くなくワインやビールを子連れでも楽しめる欧風料理屋は少ないので、いずれ初心に戻ってくれることを大いに期待したいところである。

非常事態勅令5回目の再延長で遠退くタイへの再入国

ぽんこつマンはタイでの感染が懸念された3月末までバンコク、チェンマイにノンイミグラントOーVISA(1年毎に更新)で長期滞在していたが、3ヶ月に一度のペースで日本に一時帰国していた。一時帰国の1番の目的は、ぽんこつマンがまだぽんこつになるきっかけになった虚血性脳発作で緊急検査入院となってから退院後もずっと処方される事になった薬が切れないようにするためと勤めていた会社を退職した後の3月の検診で発覚した肺腺癌を放射線で焼き切った後のフォローアップを行うためだった。

前回の日本の医療機関への訪問は1月23日で、次回は4月下旬に予定を組んでいて本来は4月の中旬に一時帰国を予定していたが、世界的な感染拡大のため航空路線がどんどん欠航になっていく事態となり、ぽんこつマンも予定を3月31日にバンコクを出発する便に変更して日本に戻ったのだった。

それ以降、タイは3月下旬の非常事態勅令発布から、バー、ナイトクラブ、カラオケ、スポーツ施設、映画館の営業を禁止し、コーヒーショップ、飲食店の営業も店内飲食を禁止とし、タイへの入国を完全に禁止した。タイからの出国は辛うじて4月1週目くらいまではいくつかフライトが許可されていたが、タイへの入国は、タイ政府がタイ人の帰国要請に応じる形の特別便での救援を除いて全て禁止となった。

タイ国内のコロナ新規感染者は5月中旬からゼロとなったとの発表があり、飲食店の営業は、6月から解除され、酒類の販売も店内での提供を除いて可能となった。バーやナイトクラブ、カラオケなどの営業が許可されたのは7月まで待たされる事になった。

当初は7月一杯と予想されていた非常事態勅令は、8月も延長と7月末に決定され8月末にまた9月30日までのさらなる延長がついに決定されている。この非常事態勅令が解除されない理由は、政府は世界でのコロナ情勢の改善が未知数ということだが、タイの学生が始めた、現政権の退陣要求デモを牽制するためとの見方もあるようだ。

もしほんのの理由が後者であるなら、コロナ感染が今後落ち着いたとしてもこの非常事態勅令の解除はないと思える。この解除がなければタイ政府の民間航空局がタイへの商業飛行許可を出さないと言っており、タイへの入国は、タイ政府の特別便でしか入国できない事になる。

ぽんこつマンは、今も羽田ーバンコクのチケットを持っているが、商業飛行が許可されない限り使用不可でタイに行くことはできない。タイ入国の条件はノンイミグラントO-VISAを持っていることで満たせるようにはなっているのだが、何分にも極めて高額な特別便の運賃とタイ政府が求める自費によるホテル隔離施設(ASQ)のべらぼうな値段に3ヶ月未満のタイ滞在を決められないでいる。

ぽんこつマンのO-VISAは、2021年1月14日までに更新手続きをタイで行わないといけないが、このままではそのVISAの延長も難しい。10月からプーケット に限って外国人の入国を認めるという話が上がっているが、15泊16日のホテルでの隔離が必須のようで、それは終わってからも7日間はプーケット県からは出ることができず、プーケット県から出るにはさらにPCR検査を受けて陰性が確定することが要求されているらしい。

プーケットの隔離施設の部屋数は、2020年8月28日現在151部屋で15泊16日の価格は最低95,000Baht~650,000bahtとべらぼうに高額である。またプーケット に直接到着する航空機はチャーター便らしいがその運賃もまるっきり不明で、べらぼうに高額な金額になることが容易に考えられる。まともに自由に観光できるようにまでに16日の隔離が必要で費用が30万円以上で最高は220万円以上となると、日本の一般観光客が行けるようなものではない。ぽんこつマンも宝くじに大当たりでもしない限り当然無理なのだ。

タイ政府は世界の富裕層が法外な費用を払ってでも、タイに遊びに来たいと思う人が多くいると思っているのだろうか?ぽんこつマンには全く縁がないが、バンコクのASQ施設でも部屋のクリーニングが毎日ではなく、食事もプラスティクの使い捨て食器に入っているなど、まともなホテルサービスが提供されていない状況をTwitterなどから知ることができるなかで、このような途方もない費用負担を快く受け入れることは到底できない。

タイの乾季に行きたいチェンマイのオープンカフェ

早ければ5月の中旬から始まるタイの雨季は、長く続く。2020年のチェンマイの雨季は昨年以上に雨量が多いようで、地球規模の気象変動の影響を受けていると思われる。日々の激しい雨にチェンマイとチェンライを結ぶタイ国道118号線の山間部で崖崩れが発生し、道路が土砂に埋れ長い間通行止めになっていたようだし、昨晩降った雨で自宅の庭が池になった写真を連れ合いが送ってきて、ぽんこつマンは久々に驚いている。

5cmほど浸水したチェンマイ 自宅の庭

チェンマイ での雨季は遅ければ10月下旬まで続く。この8月そして9月の雨は特に激しくその量も半端ではないが、ここまで自宅の庭が浸水したことはこれまでにはなかった。今年はコロナの影響で乾季が訪れる11月にもタイへ戻ることは困難と思われるが、長い雨季を耐えて乾季が訪れた時の喜びは、ぽんこつマンにはよくわかる。

2018年の乾季は10月末に訪れた。それまでずっと続いた厚い雲に覆われた鉛色の空が一気に変わる瞬間をぽんこつマンは覚えている。時は2018年10月27日(土)午後2時頃、ぽんこつマンがいたチェンマイの自宅の空が一気に鉛色の雲が抜け、真っ青に変わった。

人間は空の色の変化で気分も大きく変わるようで、連れ合いがぽんこつマンにコーヒー飲みたくない?と聞いてきた。ぽんこつマンはコーヒーも大好きなので、気持ちの良いカフェに行きたいと答えた。その時は土曜日で息子も家にいたので3人で自宅からそう遠くないところにあるカフェを見つけていく事になった。

そのカフェはサーラーカフェ(Sala Cafe)というFour Seasons Resort Chiangmaiから2kmほど離れたところにある山間のオープンカフェで欧米人が好みそうなエリアにある。乾季が始まるチェンマイの気候は、木陰であればかなり爽やかで涼しい。

外との境界に窓や扉がない作りのオープンスタイルカフェは、山を降りてくるマイナスイオンをふんだんに含んでいるであろう涼風に本当にリラックスできる。

連れ合いはカプチーノ、ぽんこつマンはブラックコーヒー、息子はオレオやチョコアイスとチョコチップ満載のココアかき氷。日本の高原の夏のような爽やかさに、普段ならアイスカプチーノやアイスラテを頼むところだが、ぽんこつマンと連れ合いはついホットを頼みたくなったのだ。

サイクリングの途中で立ち寄る欧米人も多くいるようだ。この辺りはアップアンドダウンもあるがなんといっても緑が多くサイクリングやバイクツーリングには持って来いだ。もしオープンカーを持っているなら、ドライブにも良い季節とロケーション。ゆっくりと最高の自然を味わえるところが自宅の近くにあるというのは、最上の幸せとも言える。

大阪、上本町、海南亭で焼肉三昧

2019年9月末から10月下旬までの約4週間日本へ一時帰国した。連れ合いと息子もチェンマイから日本にやってきて、ぽんこつマンの田舎の家で過ごした。連れ合いの目的は日本でうまいものを食べること。息子の目的の1つは寿司そして焼肉、もう1つはユニバーサルスタジオに行くこと。ぽんこつマンの目的は、田舎の家の定期的な安全確認と類モヤモヤ病の定期的検診そして投薬処方だった。

ぽんこつマンの田舎の家は富山県にあり、10月ともなればうまい魚も多い。連れ合いのうまいものの中には寿司・刺身も入るが、どちらかというと大阪の粉物やそば・うどん・ラーメンなどの麺類といったところだった。

息子の目的の1つであるユニバーサルスタジオジャパンはあらかじめ10月8日(火)の込み合わない日に予約を入れてオンラインでチケットを購入していた。富山の家から大阪へは車で10月7日に出発し、大阪で2泊して戻る。

10月7日(月)朝7時半に富山の家を出発、北陸自動車道、名神自動車道を走り大阪のホテルにチェックインしたのは、午後12時半くらいだった。本来のチェックイン時間は15時らしいが部屋が空いていてすぐに部屋に案内された。大阪でのホテルは大国町にあるMidi HOTEL (http://midi-hotel.com/index.html)、で3つのベッドがあるB-typeの部屋に宿泊した。

連れ合いに日本で車の運転をしてもらおうと思っていたぽんこつマンは、北陸自動車道南條SA(福井県)で運転を代わってもらっていた。最初はおどおどと走っていたようだったが、チェンマイでは毎日息子を家から25kmほど離れた学校への送り迎えをしていて運転は嫌いではないのですぐに慣れていた。大阪の市内は彼女にはわからないので、大津SAでまたぽんこつマンが運転を代わった。

大阪市内は、ナビで進む。2014年までは大阪で勤務していたこともあり梅田から難波まではなんと無くわかるが大国町は馴染みがなかったためだ。ナビの案内でホテルにはスムーズについた。1日1200円と有料だったがホテルに駐車場もあり便利だった。(2020年8月25日現在予約ができなくなっている。コロナのせいだろうか。)

チェックインの後、難波に出かけた。連れ合いが以前道頓堀で食べたたこ焼きとお好み焼きを食べたいといったからだった。店は「くれおーる」(https://dotonbori-creoru.com)海外の客(特にアジア系)に人気のようだ。3時のおやつにしては値段は結構高めで3人で6000円強。

連れ合いは生ビール、ぽんこつマンはオールフリー、息子はコーラで久しぶりの大阪を祝した。16時過ぎまで道頓堀界隈を散策して一旦ホテルに戻った。18時頃になって、息子が晩ごはんはどうする?と聞いてきた。連れ合いも息子も昔大阪で味わった焼肉に期待していたようで、今回は梅田界隈では無く鶴橋・上本町エリアの焼肉に行く事にして19時に予約を入れた。

ホテルから500m歩いてJR今宮駅に向かいJR鶴橋駅からまた千日前通りを谷九に向かって歩く。目的地は海南亭。

JR今宮駅からJR鶴橋駅までは大阪環状駅までは4駅。そこから徒歩10分も見れば到着だ。息子は電車も好きだ。いつもタクシーより電車を選ぶ。18時半にホテルを出れば、ちょうどいい頃に到着できそうだった。

ぽんこつマンは、久々の大阪での焼肉、費用をあまり気にしないで連れ合いや息子に好きなものを注文させた。ぽんこつマンはワイン。ソムリエがいるようでさほど高く無くさしの多い肉に合いそうなワインをリクエストした。焼いた肉をコチジャンをのせた韓国レタス(サンチュ)に包んで食べると、さしのたっぷり入った特上ロースや特上カルビをさらに美味しくいただける。息子も連れ合いも十分に満足したようだった。

最後に会計したときは3万円弱だったような気がしたが、はっきりとは覚えていない。残念ながらユッケは連れ合いが拒絶したので頼まなかった。まぁいい値段ではあるが、その肉のレベルからするとそんなでもなかったと思う。バンコクでもタイガールとふたりで6,000baht超えなんてよくある事だ。

明日は、ユニーバーサルスタジオジャパンに朝早くから出かけるので、ホテルに戻って休む事にした。

北京ダックをチェンマイで

ぽんこつマンは、中華料理好きでもある。自分でも餃子、焼売、炒飯などの簡単中華から麻婆豆腐、麻婆茄子、青椒肉絲も1ヶ月の2回くらいのペースで作って食べる。干焼蝦仁や酢豚(古老肉)などは海老や豚肉を一旦揚げなくてはいけないので、中華料理店で注文する事にしているが、タイでの中華料理は、日本の中華料理と同じものは少ない。

日本では日本人に馴染みが多い中華料理に多くの中華料理店がアレンジしているが、タイでもタイ人に馴染みが深いタイスタイルの中華にアレンジされているとぽんこつマンは思っている。

日本でのぽんこつマンおすすめの中華料理は大阪にある双龍居(https://soryukyo.gorp.jp)という店が一番だが、タイではまだぽんこつマンがここという店は見つかっていない。バンコクにはヤワラートという中華人街があり、そこには幾多の中華料理店がしのぎを削っているが、どうも味付けがたいスタイルになっていて、純粋にぽんこつマンの舌に合うとは言い難かった。もちろんフカヒレスープやアワビの旨煮などの高級食材の料理は、中華料理のエッセンスが生きてはいるが、野菜を使った炒め物はいかにも大スタイルという感じだった。

ぽんこつマンが世界で最高峰と思った中華料理は、ザ・ペニンシュラホテル香港の嘉麟楼<Spring Moon>(https://www.peninsula.com/en/hong-kong/hotel-fine-dining/spring-moon-cantonese)だが、あまりにも高級すぎて気軽に行ける訳もない。

タイでの中華料理に話を戻そう。タイにも香港形のペニンシュラ、シャングリラ、マンダリンオリエンタルといった5つ星ホテルがあるが、やはりそこの中華料理もタイスタイルのアレンジがあるものが多い。しかしぽんこつマンは北京ダックだけは、タイでも日本でも香港でもほぼ同じ印象を持っている。

チェンマイにも香港系ホテルとしてシャングリラ(https://www.shangri-la.com/chiangmai/shangrila/)があり、ここには北京ダック950baht(税・サ別)、麻婆豆腐110baht(税・サ別)が日本中華と同じメニューがある。ホテルのレストランの料金とすれば日本のホテル中華より割安な設定に思える。

ぽんこつマンがよく行くチェンマイ市内の中華レストランとしては、ジィアトーンヘンという店がある。

この店の本店は、チェンマイプラザホテル(http://www.chiangmaiplazahotel.com/facilities.html)の前にあるが、駐車スペースが少なく市内の渋滞もあり、最近はスーパーハイウェイに面する店舗に行くことが多い。この中華料理店は、北京ダックは、日本の中華料理店と同じスタイルだが麻婆豆腐も酢豚も無く、ほぼタイスタイルの中華になっているとぽんこつマンは思う。しかし北京ダックは実にジューシーですこぶる美味い。それでいて800bahtと安い。ダックの肉の料理はその800bahtに含まれていてガパオや黒胡椒炒めなどの好みに調理して出してくれる。

エントランスを入るとそこにレセプションがあり、予約があるか、何人かを確認して席に案内される。左側と右側にはそれぞれ別の厨房があるらしく、また2階には個室もある。ぽんこつマンは左側の天井が高く明るい場所をリクエストする。左側を賄っている厨房の方がぽんこつマンの舌にあっている気がするからだ。

この店には魚の料理はいくつかあるが、蟹やロブスターを使った料理がないのが残念だ。まぁシーフードレストランではないので鮮度を求められる高級食材の仕入れを広げたくないということだろう。

コロナで中国からの団体客がタイ入国ができなくなって、客はタイ人とタイに住む外国人に限られる事になっているが、ぽんこつマンがチェンマイにいた2020年3月までは、やはり土日の19:00以降は多くの客で賑わっていた。チェンマイには本格的に中華を食べることができる店は少ないため、比較はできないが安く北京ダックを楽しめるこの店は、ぽんこつマンにとっては貴重な店である。

銀座堂トンロー店にある超人気焼肉店にレディーボーイ連れていく

今からちょうど11ヶ月前の2019年9月21日、ぽんこつマンはどうしてもこれまで連れ合いや息子がバンコクに来たときに訪れたバンコクの超人気焼肉店銀座堂スクンビットソイ26店の姉妹店、銀座堂トンロー店(http://www.ginzado.co.th/index.html#home)に行ってみたくなった。

これまでも当日夕方5時過ぎくらいに予約を入れようとしても席が一杯と予約できないことが幾度とあり断念せざるを得なかった。多分何日か前に予約は埋まってしまっているのだろうと思ったが、仕事などの決まった会食やあらかじめデートの予定を決めていない限り数日前に予約することはできないのだ。

しかしながらちょうどこの日の数日前にTinder で知り合った美形のタイ人がいて、彼女とはLINEを交換して飯を食いにいこうと盛り上がっていた。彼女は日本大好き、自分のことを「ONE PEACE」のNamiと同じくナミと名乗っていた。彼女がLINEで送ってくれた写真はどれもきれいで女の子としか思えなかった。

ぽんこつマンはまず最初のデートの前にレディーボーイかどうかを確認するのだが彼女には事前には確認を入れなかった。そして彼女に何が食べたいかと尋ねたら、即答でYakiniku!!!と帰って来た。そこで、改めて銀座堂トンロー店にデートを約束した21日の前日、9月20日に翌日の予約を入れてみたらなんとか20時30分からなら1組可能とのことで即座に予約を入れた。本当はもう少し早い時間で19時とか19時30分とかがよかったのだが、やむを得なかった。

翌日の待ち合わせはスクンビットソイ55(トンロー通り)の交差点に近いBTS入り口付近。彼女が住んでいるのは、バンコクでもかなり西のエリアらしくトンローに来るにはかなり時間がかかるようだった。ぽんこつマンはタイ人が待ち合わせによく遅れてくることを想定して彼女に待ち合わせの時間を20時にした。もし時間通りに来てもそれはそれでなんとかなるだろうと思った。

デート当日、天気は軽い雨。土曜日で普段の日よりは通勤渋滞は少ないかもしれないが、天気が雨となれば話は別だ。ぽんこつマンは住んでいるコンドの部屋を19時10分に出た。そしてBTSプラカノン駅までタクシーに乗った。プラカノン駅からBTSトンロー駅まではわずか2駅。BTSに乗ってしまえば数分でトンロー駅到着だ。

ぽんこつマンがトンロー駅についたのは19時50分。待ち合わせの場所に行き彼女についたことをLINEで知らせた。すると彼女からすぐに返信があり現在タクシーで移動しているという。ご丁寧にタクシー内の写真を送ってくる。場所はまだサイアムより西にいるらしい。ぽんこつマンはすぐにBTSに乗ってトンロー駅まで来るように伝えた。

しばらくしてBTSに乗ったと連絡が来るが今度は写真はない。そして更に10分くらい待っっていたら、彼女からメッセージがきた。今ナナ駅についたが、急にBTSが故障したらしくナナ駅で降りてバイクタクシーに乗り換えるという。このあたりから彼女の話に嘘があるとぽんこつマンは思い始めた。そもそもBTSには乗っていないのだろう。こんな雨の中でバイクタクシーはびしょ濡れになるので普通のメータータクシーに乗るようにメッセージする。スクンビット55の交差点では車はスムーズに流れてはいるが、アソーク、プロンポン辺りは渋滞しているからきっと予定時間には着かないだろうと思った。

20時25分、彼女からまたLINEにメッセージがあった。タクシーで今スクンビット33辺りにいるということだった。今度はまた写真付き。彼女は沢山のタクシー乗車時の写真を持っていて、バンコクが渋滞でよく混み合うことを知っていて、自分の遅刻する理由説明に使っているのだろうと思った。

彼女がタクシーで待ち合わせ場所に着いたのは20時30分ちょうどの30分遅れ。彼女がタクシー内で100バーツを払い、20バーツの釣りを受け取っているのを見た。タクシーから降りてくる彼女を見ると写真に比べて肌が荒れていてベットリとファンデーションが塗られているのがわかる。初めて彼女と声をかわして彼女は「サワディーハー」という。「カー」ではなく「ハー」を使うのはレディーボーイが圧倒的に多いとぽんこつマンは思っている。声も幼い頃に居た性同一性症候群の同級生のように声変わり前の少年の声。何となく女の子ではなくレディボーイ独特の感じだ。

銀座堂トンロー店は、待ち合わせ場所から1kmほど離れている。すぐにタクシーを新たに拾い店に向かった。到着したのは18時40分、10分遅れているが、すぐに席に案内してくれた。すでに全ての席は埋まっているようで大人気ぶりが伺える。

食事を始める前に、彼女に「もしかしてレディボーイ?」と聞いてみた。彼女はなんの戸惑いもなく「その通り」と答える。写真よりぽっちゃりしているし、鼻も横に広がって見える。「あそこはカットしたの?」と聞いたら「まだ」とこれまた戸惑いなく答える。

ぽんこつマンは、本当はレディボーイは好みではない。いくら話が面白くても、ペニスもついたままのレディボーイとは特にお付き合いする気にはなれない。しかしながら、やっと予約が取れた銀座堂トンロー店だから、しっかり美味しいお肉を堪能しようと思った。

バンコク、特にアソークから東側のエリアには焼肉屋が非常に多い。どの店も肉へのこだわりは強いと思うが、タイ産WAGYUをここまで美味しく食べさせてくれる店は他にはないだろう。

とあるときにこの日の話をタイの女友達に話し写真を見せたら、胸元の膨らみの作り方がレディーボーイっぽいと言っていたが、彼女曰くは、おっぱいを豊胸していて胸の谷間に隙が多いならそれは多分元男と診ていいということだった。ナミちゃんが最初に送ってくれた写真はどれも胸の谷間に大きな隙間が確かにある。そんなことでもレディボーイを見定めることができるのかと感心した。

ナミちゃんとはそれ以降会うこともないが、今度はとびっきりの美形タイガールともう一度銀座堂トンロー店へ来れる日が来ることを今は待ちたい。

チェンマイでランチによく行くChef Non Fried Rice Restaurant

ぽんこつマンがチェンマイにいる時、連れ合いとランチによく行くカフェスタイルのレストランがある。Chef Non Fried Rice Restaurant(https://www.wongnai.com/restaurants/293321zK-เชฟนนท์)という店名でタイ式チャーハン(カウパット)が主だが、独特のカレー料理(パットポンカリー)もメニューにあり、さらにカフェも併設していて値段もかなりリーズナブルで気軽に食事が楽しめる。

店がある場所はチェンマイ 市街から少し離れていて、チェンマイの西側を走る121号線(ハンドン−メーリム線)を北上してチェンマイ エキシビジョンセンターに入る交差点を左折して200mくらい進んだ左側にある。

ぽんこつマンがここに最後に行ったのは2020年1月だが、2019年にも何度となく行っている。エアコンがある部屋もあるが、やはりこの店はガーデンサイドのオープンテラスが心地いい。

豚肉パットポンカレーは60baht、蟹チャーハンは55baht、目玉焼き(カイダーオ)10baht、ドリンキングウォーター10baht、連れ合いとふたりでランチした2019年9月13日のトータルは135bahtとリーズナブル(税込み料金)。この頃から今までサービスチャージをつけないレストランが多かったが、チェンマイでもサービスチャージ10%を上乗せしそこに税(VAT)を掛けて請求するレストランやカフェがどんどん増えていった。

庶民の税負担をプラユット軍事独裁政権が増やし政府に入る税額を増やす意味でもサービスチャージ10%を付加するよう指導したのではないかと思うほどだ。例えば135bahtが内税の場合の税額は約8.8baht、しかし135バーツに10%のサービスチャージを付加しそれに7%の税(VAT)を外税でかけると、税額は約10.4bahtで差額は約1.6baht、税額が18%強増えることになる。

これはあくまでもぽんこつマンの勝手な推量だが、GDPの計算に国内消費額が大きく関わるとすると、この仕組みで国内消費額を上げることが出来るという事で、タイの官僚が考えたのかもしれない。

まぁ、支払う金額が増えてもサービスが以前と同じであれば、これまで気に入ったサービスをしてくれる従業員にチップを渡していたが、そのチップを支払うのを控える事で、彼らの可処分所得が下がり彼らの主な食生活のベースである屋台での支出額が下がるというタイ国民の大多数のお金が回る仕組みが崩壊すると思うのだが、どうだろう?

庶民と上級国民の格差がますます広がることが国家の経済を豊かにするということはないはずだ。上級国民はますます贅沢な生活をするために賄賂を求め、汚職がますます蔓延ることになり、庶民がますます虐げられる国になることをぽっんこつマンは懸念している。

いずれにしても、タイの庶民から笑いが消え韓国や中国のようなギスギスした社会になれば、タイらしさは無くなるということだろう。ぽんこつマンはタイから安くて美味しい庶民の味が消える未来は見たくないと思う。

過激サービスを謳う博多中洲のソープに突撃してみた

ぽんこつマンがまだ会社で働いていた時期に出張で出かけた博多に過激サービスを謳うソープがあることを知り、2018年6月突撃してみた。2017年10月いっぱいで会社を早期退社してからは、タイで長期滞在することも多くなっていたが、当時はぽんこつマンはまだタイの滞在ビザを取る前で関西の家に住んでいる時間もかなり多かった。

連れ合いと息子がタイの学校の長い夏休みの間の3月から5月まで日本に遊びに来ていて、ぽんこつマンはその連れ合いと息子への家族サービスで過ごす毎日が長く続いていた。連れ合いと息子がタイへ帰る時が来ても、ぽんこつマンはひとりの気楽な生活を過ごすために日本にしばらく残ることにしていた。

一人で過ごす毎日は、時間が過ぎるのが遅い。毎日ネットをする時間が増えた。ぽんこつマンは、会社時代の最後の職務に達成感が見出せず勤めていた会社にいる事そのものに違和感を覚えての早期退職だったが、うまいものを食べたい、いい女とエッチがしたいと言う食欲と性欲までぽんこつになったわけではなかった。

タイやフィリピン、そしてベトナムではすぐに一晩の相手を見つけることも、セフレを作ることも日本人というだけで有利だが、いざ日本国内でとなると50歳を遥かに過ぎた年齢ととアジアでの費用とは比べ物にならないくらいコストの問題でそれほど簡単に若くてきれいな女性と肌を合わせる機会は限定的になっていた。

どうせコストが掛かるなら、旅先でうまいものを食べ羽目を外す方がいいので、これまでは沖縄や熊本に飛んで遊んできた。しかし福岡に個人で出掛けたことはなく、どうしても今回福岡に行ってみたくてネットで色々調べていたら、当時特攻グループというソープランドのサイトにたどり着いた。

そのサイトには、かなり過激なプレイが挙げられていて、かつプレイ料金もさほど高額では無い。むしろ安い方だった。そこですぐにフライトを探した。ぽんこつマンは伊丹空港を国内戦では利用する。伊丹空港は2016年から始まっていたリニューアル工事が2018年4月に一部完了し、これまで南北に分かれていた到着口を中央1カ所に集約し、このリニューアルでオープンした商業エリアには、世界初となる空港内ワイン醸造所が誕生していた。

そこでぽんこつマンは、まず伊丹空港でランチを食べ福岡に飛び、その日は福岡でディナーにする。翌朝ソープランドが開く前に7月15日博多祇園山笠の追い山が奉納される櫛田神社を参拝し、それから中洲のソープランドに行くというスケジュールを立てた。

出発は6月10日、11時半に伊丹空港に到着。新しくなった商業施設をまず人歩きしてからチェックイン。福岡へのフライトは15時過ぎ、ANAのボンバルディア DHC8-Q400のフライトを予約していた。前述の空港内ワイン醸造所の前を通ったら客席はすでにかなり埋まっていた。しかしカウンターにはまだ空きがあり、ぽんこつマンはカウンターに座ることが出来た。

カウンターから醸造タンクがすぐに見える。ぽんこつマンはワインとビーフかつを注文してランチを楽しんだ。白を1杯、赤は2杯を飲んだ。珍しさはあるが、ワインのテーストはプレステージ感はなくテーブルワインという感じだと思った。14時までそのレストランにいて、その後チェックイン。フライト時間まではANAのラウンジで過ごした。

ボンバルディアへの搭乗はゲートブリッジではなく、地上からタラップを使っての搭乗だ。久しぶりのプロペラ機、梅雨のシーズンで機体はかなり揺れるかと思ったが、その日はそれほどでもなかったと記憶している。福岡空港にはほぼ定刻に到着。空港からは地下鉄空港線で祇園まで出て、そこから600mほど歩いて格安のビジネスホテル、アールイン博多(https://www.rinn-hakata.com)にチェックインした。このホテルからは櫛田神社も中洲のソープランド街へも容易に徒歩だけで行ける好立地。

部屋に入って荷物を置いて、博多川沿いに中洲川端駅方向に向かって歩く。街は7月に始まる博多祇園山笠に向けての準備が進み、すでに祭り衣装を着た威勢の良い男衆を何人も見ることが出来た。中洲川端駅を過ぎてさらに100mほど行った場所にワインバーが目に入った。昼にもワインを飲んでいたが少し飲み足りないこともあり、その時咄嗟に福岡でもワインが飲んでみたいと思ったのであった。その店の名は、バールヴィータ中洲店。

まずはディナーのはじめにサラダと合わせてスパークリングワインを1杯頼んだ。お腹が空いているというよりはワインを飲みたかったので重い料理は取らなかったが、メニューに野菜の天ぷらがあ理、その店にいるソムリエバッジをつけたギャルソンヌに勧められた軽めの赤ワインを試してみた。そしてマッシュルームのアヒージョ。この店で4種類計6杯のグラスワインを飲んでいい気分になった。博多にはきれいな女性が多い。その店のギャルソンヌもきれいな目をした可愛い女性だった。きれいな女性の博多弁には蜜の匂いを感じる。ぽんこつマンのような老いぼれバタフライもその蜜の匂いに弱いのだ。ホテルに帰る道すがらも若い女性の博多弁が聞こえてきて今回福岡に来れたことを幸せに感じた。ホテルには10時前には戻っていたがその日はその幸福感の中で静かに休むことにした。

翌朝は8時に起きた。近くのコンビニでサンドイッチを買ってきて朝食にした。10時にホテルをチェックアウトし、フロントに荷物を預けて櫛田神社(https://www.hakatayamakasa.com/61866.html)に向かった。軽い雨が降っていたのでホテルが傘を貸してくれた。櫛田神社へは歩いて200mくらい。あっという間に着いた。

奉納されている山笠を見物し神殿に参拝した後、11時過ぎに櫛田神社を出て中洲へ向かった。あらかじめ突撃する店は関西を出発する前に決めていた。ネットでその店の女の子出勤予定情報を見て決めている子がいたが、予約を入れず出勤時間に合わせて突撃して会えるとすれば超ラッキー。一般的には会えないことがほとんどだと思ったがトライする 。

11時半には店についた。中にいた黒服に予約はあるかと聞かれたが無いと答えた。そしてお目当ての女の子は予定の時間に来るか、そして空いているかを尋ねた。黒服は彼女は予定の時間にすでに予約が入っていると言う。彼女が今空いている時間は午後4時からと言う。ぽんこつマンは今日の夕方には大阪に戻るので、残念だがその子は無理と納得した。黒服が何人もの他の女の子の写真を見せてを勧めてくる。その中で可愛い、おっぱいが大きい、サービスがいいと言う子を選んでみた。

待合室で彼女が降りてくるのを待った。20分くらい待合室でコーヒーを飲んでエロ雑誌を眺めていると彼女が来た。手をとって彼女が個室へ案内する。部屋に入ると源氏名を名乗ってすぐに濃厚なサービスが始まる。「即尺」というサービスだ。まともな会話もなく始まってしまった。ぽんこつマンは最初はしばらくゆっくり一緒に座ってイチャイチャしてLOVE感を高めてから始めるのが好きなのだが、彼女のサービスはひたすら早く攻めることだったようだ。彼女はぽんこつマンが履いているパンツとブリーフを剥ぎ取るとすぐにぽんこつマンの肉棒を咥えてくる。激しくフェラチオを繰り返す。そのままぽんこつマンをベッドに倒し、上半身のシャツも剥ぎ取り彼女も素早く一糸纏わぬ姿になった。

そしてまず一回戦。最初は騎乗位だったが、彼女はすぐに騎乗位を止め後背位を要求する。コンドームの厚みのせいか、最初の強引な入り方が気になったのか、なかなかフィニッシュに至らない。10分くらい後背位を続けているうちに彼女の顔がどんどん不機嫌に変わっていく。フィニッシュしないうちに彼女は行為を止め、お湯を張った風呂にぽんこつマンを案内する。体は洗ってくれたがかなりやる気がないようだ。そして洗い終わるとベッドに戻るようにポンコツマンを促す。

彼女もしばらくするとベッドに戻ってきて改めてぽんこつマンの肉棒を咥えて上下に動く。肉棒が膨張したところでまたもやコンドームを装着して今度は正常位でぽんこつマンに挿入を促す。挿入すると彼女はすぐに呻き声を上げるが、いかにも演技とすぐにわかる。

ぽんこつマンが彼女のオッパイを弄び身体を合わせに行ったら、彼女はとっさに嫌そうな表情を浮かべて、顔を背ける。ぽんこつマンはその時、彼女がサービス上手という話はただただ性急に行為を求める淫乱女を演じるということで、ぽんこつマンが期待するラブリーな入り方では無いと分かって一気に気持ちが萎えてしまった。

そのまま肉棒を彼女の膣から抜き取り、「OK、もういい」と言ってシャワーを浴びた。そして時間になるかなり前に部屋を出た。彼女はぽんこつマンがシャワーを浴びている時にすでに黒服に連絡を入れていたようで、階段を降りていくと階下で待っていた黒服が待合室にぽんこつマンを案内する。そしてアンケートを書いてくれと言う。

ぽんこつマンは、今回の女の子はサービスする方向性がぽんこつマンの期待とは真逆だったことをアンケートに沿って記入した。黒服がそれをみて、ぽんこつマンに詳しい話を聞きたいと言ってきた。ぽんこつマンは個室に入ってからの一部始終を話した。黒服は「申し訳なかった」といい次回の高額割引券をぽんこつマンに渡した。ぽんこつマンは関西から来ているから、次はいつになるか分からないと話したが、黒服はその割引券に期限はないと言っている。まぁ、今回の突入は成功とは言えなかったが、福岡に来れたことは良かったとしようと思った。

帰りの飛行機は、17時代。フライトまでは相当時間が余っていたので、中洲のソープランド街をぐるり回ってみた。どこも呼び込みが凄かったが客は多いとは思えなかった。ホテルに預けていた荷物を取りに行ったのは14時ごろ、その足で地下鉄祇園駅まで行き、空港に向かった。

チェックインを済ませて、テレビですでに話題になっていた国内線3Fにあるラーメン滑走路(https://shop.fukuoka-airport.jp/store/ramen/)に行ってみた。バンコクにも出店している博多一幸舎もある。しかしぽんこつマンは、その隣の隣にあった屋台ラーメン玉龍に入った。ラーメンのスープが豚骨であることは同じだが、昔仕事で訪れた時、飲んだくれた後に入った屋台のラーメンに一番近い写真にぽんこつマンは惹かれたんだと思う。ぽんこつマンの博多ラーメンのイメージには赤い紅生姜のトッピングが欠かせないところだが、一幸舎の写真には紅生姜がなく、上品なイメージなのだ。バンコクで食べる一口舎のラーメンも上品な味に纏まっていて、パンチが弱い気がしていた事もあったかもしれない。

今回の博多1泊2日の突撃ツアーは、一人旅だったので博多の夜を十分に楽しんだわけでもない。そもそもの目的の中洲ソープランド突撃も、女の子のサービスがあまりにマニュアル的だったので満足できるものではなかった。ただし博多の街の風情はやはりぽんこつマンには心地いい。いつかまた、博多美人に普通に会ってLOVEを感じれるような出会い旅を計画したいものだ。

Baan Suan Café という名の清々しいチェンマイの山間部にあるカフェ

チェンマイには、多くの有名な仏教のお寺がある。旧市街地(城郭内)にもワットプラシン、ワットチェンマンを始め多くのお寺があるが、旧市街地からステープ通りを西に1kmほど行ったところにあるワットスワンドーク、さらにはチェンマイ 動物園に向かうホイキャオ通りを進み道をさらに山を登っていくとあるワット プラタート・ドーイステープからのチェンマイ 市街の眺望は、あまりにも有名である。

チェンマイ の西側の山間部にあるもう1つのお寺で、見事な仏像があり、そこからの眺望がドイステープと並んで素晴らしいのがワット プラタート ドーイカムだとぽんこつマンは思う。

そのお寺に行く道をお寺から降りて来て、左に進み山あいに入り込んで行くと、いくつかのカフェがあるが、ぽんこつマンが特に気に入っているカフェがある。Baan Suan Caféという名のカフェ(https://www.wongnai.com/restaurants/16925Mp-บ้านสวนกาแฟ)だが、駐車場が道路に面してあるがそこに車を止めてカフェに向かうとまずストリームが流れていてそこを渡ってカフェに入ることになる。カフェのテーブルは山の斜面に階段上に作られていて、そのストリームの流れを見ながら休むことができるようになっている。ストリームに裸足で入ることもでき、子供にも大人にも清々しい時間を過ごすことができる。朝08:00から営業しているので、休日の朝食やブランチには最高の場所だ。

トイレは、緩やかな斜面を登って行った先にあり、その周りにはたくさんのコーヒーの木が植えられている。ぽんこつマンが訪れた季節はちょうどコーヒーチェリーが赤く色づいていた。チェンマイの乾季が始まる11月から1月までは、山間の朝は少し寒いくらいひんやりしていてで海外からもタイ国内(特にバンコク)からもその冷涼な気候を求めて多くの人びとがやってくるようだ。

カリカリ豚(ムーコップ、ムーヤーン)のチェンマイ 屋台有名店

チェンマイの一番大きな市場ムアンマイ市場に近いところに、カリカリ豚を露店で売っているところがある。Earthen Jar Roast Porkという店名らしいが、露店で味付けし、露店で焼いてそのカリカリ豚を売ってくれる。

ぽんこつマンは、そのカリカリ豚を入れたバーミーナームに最初に出会ってから、大好きになった料理である。一口大にカットしてビールのつまみとしても最高に旨い。豚のバラ肉にした味をつけてツボで焼くからムー(豚)ヤーン(焼き)と呼ぶことが多いらしいが、連れ合いなどはムーコップと言う時もある。外がカリカリになっているのは、豚肉にある脂が焼かれることで肉そのものを揚げているのと同じ状態にしているからなのだとぽんこつマンは勝手に考えている。

豚肉(ばらかたまり)は、ぽんこつマンが最初にタイに来た今から20年前頃は、市場で1Kg20バーツくらいで買えたと言う記憶があるが、現在は、その10倍くらいの値段になっている気がする。したがってこのカリカリ豚も、豚の脂でその肉を揚げ焼きにしていて、脂の行く文化は落ちてしまうので焼く前より焼いた後の目方は少なくなっているはずだ。2020年3月に買った時はキロあたり500バーツだった気がしたが、した味付け、焼き手間、炭代などを考えればそれほど高いものでもないと思う。

1キロは食べきれないので、400gを買って、さっそく家でビールと一緒にやってみた。やっぱり旨い。葉野菜の炒め物などにもすごく合う食材。タイには家でこのムーヤーンを焼くための電熱調理器具が売っているが、自分で下味をつけて、長時間かけて作った後にその器具をきれいに洗うことを考えると、出来上がりを買った方がはるかに楽ちんだ。

ぽんこつマンは、辛くて酸っぱいそして馴染めない匂いがあるソムタムをはじめいくつかのタイ料理は食べれないが、このムーヤーンやガイトートは大好きだ。まだまだタイには日本人に馴染みのないごはんがあると思う。これからもたまにはぽんこつマンがうまいと思ったタイの味を紹介していこう。

タイ公務員の福利厚生に準備されたマッサージ屋、チェンマイのドーンケーオホスピタル

ぽんこつマンがタイのベースにしているチェンマイにいる時は、週に1回はマッサージに通うほどのマッサージ好きである。もう何年も前に、チェンマイのセントラルフェスティバルの中に出来たアイススケートリンクに息子と出掛けた時に、多分5歳くらいのタイの子供に後ろから体当たりされ、バランスを崩してモロ手刈りのように激しくお尻から氷に落ちたことがあり、突然ぎっくり腰になり身動きできなくなったことがあった。

その時は現地の救護員に助けられ、救護室で骨折の可能性を確認の後、30分ほどスポーツマッサージを受け、なんとか立てるようになったものの、腰に走る激痛で足を20cmほど前に動かす程度でしか歩けず困ったことがあった。

ぽんこつマンは、タイに来始めた頃からタイマッサージが好きで、チェンマイでもどこかに良いマッサージ師がいると聞けば試してみるようにしていたが、なかなかここぞという場所は見つからなかった。そこで、普段からよく使っていたミーティーチョーク(ミーチョーク)プラザにあるリンピンスーパーマーケットがある建物の一階にあるマッサージ屋に行ってヌアットセンを4時間施してもらって多少の痛みは残ったものの、歩幅60cmくらいでは歩けるようになった経験もあるほど、ぽんこつマンの体調管理にはタイマッサージは必要不可欠のものとなっている。

もう2年前になるかもしれないが、突然連れ合いが久しぶりにいいマッサージ施設を見つけて予約して来たと言って来た。これまでも連れ合いはぽんこつマンのマッサージ好きに合わせて、行ってみたいマッサージ施設を探して来ては、一緒に施術を受けることが多い。何を隠そう連れ合いもタイマッサージ好きである。

それが、DON KAEW Hospital(ドーンケーオ ホスピタル)である。チェンマイ市街からチェンマイ-メーリム線107号を北上し、右手にあるドーンケーオ町役場の角から300mほど東に入ったところにある。

道路から建物に入ると、確かに診察室のような部屋が見えるが、さらに奥へ進むと中庭があり、その右手にレセプションがある。既にお気に入りのマッサージ師を事前予約している客がほとんどで、施術15分前には、チェックインを済ませ代金を先払いする。ここのマッサージは90分250バーツのメニューしかないが、公務員またはその家族には、特別料金があるようだった。ちなみにここではタイ語のみが通じると思って欲しい。

ここには、現タイ国王がチェンマイに起こしになった時に、施術を担当するマッサージ師(超人気でなかなか予約は取れない)を始め、かなりの技術を持ったマッサージ師がおり、ぽんこつマンもかなり予約が難しいマッサージ師をいつも早くに連れ合いに予約してもらって出かけるようにしている。マッサージ師が使う部屋で施術を受けることになるが、各部屋はエアコンが効いていて、施術中も快適である。

ぽんこつマンが今年に入って最後に訪れたのは、日本に帰国することになった2020年3月31日の前日だが、あれ以来日本に戻ってからもマッサージを受けていない。いち早く民間航空路線の解放を願いたいものだ。

フランシスコッポラワインとステーキの夜

フランシス・コッポラと言えば、「ゴットファーザー」、「地獄の黙示録」などの作品で有名なアメリカの有名映画監督だ。その彼が1975 年にナパ ・ ヴァレーの歴史あるニーバム ・ エステートの一部を購入して以来、カリフォルニアワインの歴史に敬意を払いながら高品質なワイン造りを続けて来た。ワイン造りは数世代続くコッポラ家の生活の一部で、フランシスの祖父アゴスティーノはニューヨークの自宅の地下で自家製のコンクリート発酵槽を使って日常消費用ワインを造ってい他との話もある。

ぽんこつマンは、かつて日本の広告関連の仕事でバリバリ働いていた1985年−2005年頃にアメリカに撮影やCG制作、編集などで出掛けた時にワイン屋でコッポラワインに出会っている。最初にアメリカで仕事終わりに飲んだ時は、ロベルトモンダビのワインと同じく、フランスやイタリアのワインとは大きく異なり、オールドワールドワイン独特の芳醇さやまろやかさに乏しく、発酵熟成による独特の旨味に乏しい、ブドウのアルコール飲料という感じだったという記憶がある。

それでも有名映画監督が所有する畑で作られるワインということで、日本への土産として、何回かは買って帰って来ては、日本でも飲んでいた。

2006年、彼はソノマ・ カウンティに新しいワイナリーを購入し、それから5 年の年月をかけてリノベーションを終了し2010年10月、新生「フランシス ・ フォード ・ コッポラ ・ ワイナリー」が誕生したらしい。フランシス・コッポラが「ワイン ・ ワンダーランド」と呼んだこの新しいワイナリーは子供からお年寄りまであらゆる年齢層の人々が一日満喫できるリゾートとして楽しむことができるらしい(http://www.wineinstyle.co.jp/winery/winery_detail.cfm?dmnID=509 から引用)。

しかしながらぽんこつマンがポンコツになり始めた15年前くらいから、毎年出かけていたハワイへも行かなくなりアジアそれもタイにハマるようになってからは、タイでも日本でもしばらくコッポラワインを目にすることはなくなっていた。

なんだか久しぶりにステーキを焼いて食べたいという衝動に、チェンマイにある高級食材を扱うリンピンスーパーマーケットに連れ合いと共にステーキに良さげな肉を探しに出かけたが、その時にワイン売り場に、コッポラワインが4種類置かれていた。

それを見てぽんこつマンは昔の郷愁が蘇って来た。アメリカで初めて飲んだ時はさほど旨いとは思わなかった。今では超高級品になったオーパスワンも1990年頃はカウアイ島のプリンスビルというリゾートにある地元のスーパーでもロベルトモンダビの5ドルくらいのワインと同じように置いてあり当時もちょっと高価なアメリカワインではあったが1本数万円というほど効果ではなく100ドル前後だったような気がする。そもそもぽんこつマン的には当時のカルフォルニアやオーストラリア、チリといったニューワールドのカベルネソービニオンの味わいはやはりそれほど素晴らしいとは感じなかった。ニューワールドでもニュージーランドのソービニオンブランやサウスアフリカのシラー系はカジュアルな食事に飲めるワインとしてよく買っていたが…….。

ぽんこつマンは、そのコッポラワインのカベルネソーヴィニョンクラレットの値付けに多少驚いたが、まぁここはタイ、ワインは日本の約3倍の値付けということで 1890bahtという値付けに納得して購入した。

ステーキ用の肉はタイ産WAGYU?(タイには食品偽装は普通にある感じ)のストリップロイン。黒毛和牛A5ランクの肉に比べると柔らかさは比べ物にならないが、しっかりとした肉感が逆にコッポラワインに合って良い感じだ。

ぽんこつマンはコッポラ監督の代表作「ゴットファーザー」の主役「ドン・コルレオーネ」の出身地であるイタリア・シチリア島で栽培されているネロダヴォラという黒ブドウのワインの飾りけのない素朴な味わいが好きなのだが、このコッポラワインも昔より洗練されて味の統一感が出ていると思った。

自家製のカニカマピザもあり、ちょっとアメリカのイタリア系移民の食事のようだと、感慨にしたった夜だった。

チェンマイでシーフード①

ぽんこつマンはシーフード好きでもある。チェンマイといえばタイ北部の県で海は無く、シーフード とは程遠いという印象だが、なかなかどうして以外にシーフードレストランは多くあるのだ。チェンマイ をタイのベースにしてからもう15年以上になる。これまでいくつかのシーフードレストランに好んでいくことが多かったが、今回紹介するところは、2019年から気にいっているシーフードレストランである。

その名はメーペンシーフード (Maepen Seafood)。チェンマイを流れるピン川を市街から上流へむいて左岸を上り、ラタナコーシン橋を過ぎて300mほどさらに進むとそのシーフードレストランはある。

エビ、蟹、帆立、牡蠣など、メニューが豊富。特に大型のリバープラウン炭焼きが名物らしくそれを注文する客が多い。焼きエビの味噌がなんとも旨い。生エビも生牡蠣も鮮度が抜群。ビールのあてに必ずと言って頼むトートマンクン(エビのすり身揚げ)も旨い。

金額的には決して安いとは言えないが、そのロケーションの良さも考慮すると高いと思わない。バンコク より割安な印象だ。ぽんこつマンの連れ合いも息子もシーフードは好きで、月に一度は訪れたい店になっている。

2020年3月31日にチェンマイ を離れて、日本に戻ってから2020年8がつ時点で未だタイへ行く空路は開かれていない。タイ民間航空局の発表では現在の制限は無期限と言っている状態だ。次にこの眺めの良いシーフードレストランで食事できる日がいつ来るのか全くわからない。

WINE CONNECTIONセントラルフェスティバルチェンマイ 店でランチ&デザート

ぽんこつマンがチェンマイにいる時は、連れ合いと息子の3人でセントラルフェスティバル(http://www.centralfestival.co.th)によく出かける。2013年11月に開業してから、チェンマイで最高級(タイでいう高級は=高額)で最大のショッピングモールとして、ローカルのタイ人にも憧れを含めて人気が高い。

ぽんこつマンが住んでいるチェンマイ郊外の家からもそれほど遠くはなく、連れ合いと知り合った頃の彼女のアパートの近くという場所なので馴染みがある。セントラルグループのショッピングモールには、トップマーケットが必ず入っていて手に入れにくい欧米からの輸入食料品の品揃えも良く、ここチェンマイでもお金さえあればそれなりに欧米並みの生活を楽しむことができる。

外食をしたいと思った時に、とりあえずという感じでセントラルフェスティバルに行けば、和食からタイ料理、ビュッフェ、MK、焼肉などいろいろレパートリがあり、なんなりと食べることができる。ここは特別と言った店は少ないが、平均点以上だとぽんこつマンも思っている。

2020年2月中旬、チェンマイではまだコロナ騒動が本格化していない頃に、セントラルフェスティバルのグランドフロアにあるWINE CONNECTION(https://www.wineconnection.co.th)に連れ合いと息子の3人で遅いランチを食べに行った。チェンマイでレストラン併設のWINE CONNECTIONは、他にプローメナーダー チェンマイにもあり、何度かそちらも行ってみたが、サービスの面ではセントラルフェスティバルの方が高い感じがして、最近はセントラルフェスティバルの方ばかりいくようになった。

WINE CONNECTIONは、バンコクに21店舗、その他プーケットやサムイ島などタイ全土で33店舗あるんだそうだ。シンガポールにも1店舗あるみたいです。息子はまだ13歳なので当然お酒は飲めないが、甘いもの大好きなのでデザートメニューにぞっこん。

この日は、昼間からコート・デュ・ローヌの赤を1本頼んで、ぽんこつマンはビーフ、連れ合いは羊、息子はパスタ、海老のアヒージョは前菜で3人で摘まんだ。そしてデザート、チョコレートケーキを2種と、毎回の定番クレームブリュレを3人でシェア。

タイは輸入食材には高額関税がかかっていて、ワインもチーズもオーストラリアからの肉も日本で買うよりかなり高い。ワインなどは日本の値段の約3倍近い。それを調理して提供するレストランでの値段も長治のだが、このWINE CONNECTIONでは、極端に高いということはない値段で提供されている。味もまずまず、サービスは悪くない(タイではウェイトレスやウェイターが仕事中にふざけあったり、話に夢中になったり、スマホで遊んでいたりする光景を多く目にするが)。

タイで日本のような完璧なサービスを期待することはほぼ無理と思うが、このくらいならまぁいいかというレベルでいいから、気安くリピートできる店として今後も残っていって欲しいものである。

チェンマイの家族座敷のある日本食レストラン花輪

このレストランに初めて行ったのは2017年頃だったろうか?息子が通うバリーチェンマイスクールに連れ合いと二人で迎えに行った帰りに、どこかで日本食を食べようという話になり、ググったのがきっかけだったような気がする。

場所は、セントラルエアポートプラザに面したマヒドン通りと交差するThipanet Rd. を北に500mほど進むと右側にあるオールドチェンマイ カルチャーセンターの駐車場の北隣にある。

チェンマイ にも日本食レストランと看板をあげている店はいくつかあるが、居酒屋形式の店がほとんどで、メニューも限定的なものが多かったが、この店は刺身の舟盛りからたこ焼き、カレーまでメニューは豊富だった。ぽんこつマンが好んで飲む冷えた日本酒もいくつかあり、刺身の鮮度も悪くはなかった。値段がローカルのタイ人には少し高めだったのか、行き始めた頃は、客も少なく落ち着いて食事を楽しむことができた。

当時は同じ敷地内に、とんでもなく高い値段でスコッチウイスキーをショットで売るバーをはじめ、中華料理店やカフェなどがあったがいずれも高額店で、オールドチェンマイ カルチャーセンターに来る団体観光客の嗜好に合わないのか、それらの店はどんどん閉店して新しいテナントも入っていない状況だった。

2019年12月に久しぶりに連れ合いと息子の三人で日本食レストランへ行こうということになり、花輪に向かった。時間は学校に息子を迎えに行った時間が17:00だったので店に入ったのは6時前だった。

時間がまだ早いにもかかわらず、ほとんどのテーブルが埋まっている。カウンターにも客が座っている。なんとか四人掛けのテーブルが1つ空いていて座ることができたが、店がてんてこまいになっている様子。メニューが運ばれてきて、なんとなくなぜ混んでいるのかの理由がわかった。タイでは大人気のビュッフェメニューがある。そのメニューに載っているものはどれだけ食べても一定の金額で会計できるシステムだ。

ぽんこつマンも連れ合いも腹一杯食べたい派ではないので、アラカルトメニューに比べ味が落ちるのでビュッフェメニューは嫌いだった。ぽんこつマンはそこでアラカルトメニューからいくつかを選び注文した。

注文してから酒とお茶はすぐにやってきた。しかし刺身や寿司、海藻サラダや天ぷら、ナスの田楽などの料理は30分待ってもいっこうにやって来ない。他のテーブルにはサーモンの刺し身やタイ人が好みそうな料理がどんどん運ばれていく。全くこちらのテーブルの料理が忘れられているかのようだった。

ぽんこつマンは給仕係を呼んで、どうしてこちらの注文したものが来ないのかを尋ねてみた。答えはなかったが、しばらくして注文していた簡単に出せそうな4品がやってきた。サーモントロの刺身、サーモンの刺身、マグロの刺身、そして海藻サラダだ。サーモンの刺身やマグロの刺身はビュッフェメニューにもあるがサーモントロがビュッフェメニューにはなく、ビュッフェメニューの客の注文をさばくだけで厨房が手一杯になっていたという感じがした。

魚の鮮度は特に問題がなかった。刺身の厚さは日本とは大きく違っていて、1cm 以上の厚みがある。マグロの刺身を摘んだ時、骨が身についていた。こんなことがあれば日本では大問題だが、ここはタイ、ローカルはそんなことは気にしないのかもとは思ったが、日本食と看板を掲げているのだからと一言言っておいた。

牡丹海老の刺身が最初の4品に遅れること20分で次に来て、さらに30分後ようやく焼き物、揚げ物がやってきた。店内はビュッフェを頼む客がひっきりなしに接客係を呼び注文を入れている。19:00を回った頃には入りきれない客待ちも出ている。

ビュッフェスタイルは、別の調理スタッフがとあるところに並べて客がそれを撮りにいくスタイルでやってもらいたいものである。ぽんこつマンは、このレストランがビュッフェをやっている限りは、きっと行くことはないだろうと思った。客が来なくなるとビュッフェで売り上げを維持しようとするタイ式レストラン経営術は、常連の客を失い、そしてビュッフェ好きの客をも、新しいビュッフェの店に盗られた後、どんな策で経営を回復するのだろうかと不思議に思ってしまった。

チェンマイの老舗イタリアン

2019年12月の末に連れ合いと息子と一緒にイタリアンに行こうということになった。連れ合いとは知り合ったばかりの頃、チェンマイのフレンチとかイタリアンに行ったが、息子ができてからはチェンマイでフレンチやイタリアンには長らく行っていなかった。

選んだ店は、アルコバレーノ イタリアンレストランという店で、リバーサイド、グッドビューといったチェンマイ ではピン川沿の有名レストランからそれほど遠くない場所にある店だ。

広い敷地の奥に白い住宅風のレストランがあり、店の前にある敷地が駐車スペースになっている。事前に予約を入れていた時間は18:00。店についた時には、タイ人女性二人がいただけで、静かだった。ダイニングスペースはかなり広く、ぽんこつマンが案内された席は入り口を入って右奥のテーブルだった。入り口を入って左奥はカウンターバーになっているようだった。

前菜にあさりのワイン虫と蟹のグラタンをシャアした。メインは、フォアグラステーキ、スパゲッティペスカトーレ、スズキのグリルをシェアした。デザートはティラミス。ワインはプリミティーボメルローを頼んだ。テーブルに料理が運ばれてくるタイミングもちょうどいい。店主と思えるタイ人の初老の男性がワインをサーブしてくれる。静かにゆっくりと即時の時間は流れていく。

味付けは、イタリアンという割にはあっさりしている。ぽんこつマンが食事している間に、日本人の初老の客が2組、白人の老人が1組、タイ人男性二人が最初に来ていたタイ人女性客に合流していた。1組の日本人はこの店を贔屓にしているようだった。客層の年齢層が高いこともあるのか塩分控えめ、オイル少なめ、ガーリック控えめの印象が強かった。健康のためにはこれくらいの控えめがいいんだろうなぁと思った。

2019年年末のイタリアンディナーは乾季のピン側のように静かに流れていった。

2019年12月チェンマイ金曜朝市に行ってみた。

2019年12月ぽんこつマンの連れ合いが金曜朝市に行ってみる?と突然言ってきた。最初に連れ合いと知り合った頃、よくナイトバザールが開かれるエリアの近くにちょくちょく出かけていたが、15年程前にチェンマイ市内からかなり離れたところに家を建てたので、朝早くそのエリアに出かけることはなくなっていた。

元々はチンホー(馬に乗った中国人隊商)のたまり場だったムスリム街での朝市らしく、山岳民族などが売り手の中心なので、売っているものも変わっている。連れ合いの出身もチェンライ県の山間部で、ヤオ族やアカ族の集落があり、昔中国の雲南あたりから移動して住み着いた中華系の人もその山間部に多く住んでいて、彼女の田舎に行ったときにおよそタイ語とは思えない言葉が飛び交っている状況を何度も目にした。

そんな彼女が、久しぶりにその田舎にもあるという麺料理を食べたくなったということで、久しぶりにその朝市に出かけることにした。ピン川にかかるナラワット橋を東から西に渡り、左手にあるチェンマイ 仏教協会にある駐車場に車を停めて歩いて朝市に向かう。チャロンプラテートアレイ1へ入り、150mくらい歩くと左手にその金曜市場はある。

連れ合いは左の写真のものを食べる。ぽんこつマンは無難にその隣にあった麺屋でバーミーナームを頼む。左の料理の名前は思い出せない。その朝市には、他の食べ物もいろいろある。

ぽんこつマンは左のカノム(お菓子)も食べた。

羊の肉、豆腐、野菜、ソーセージなど、タイ山岳民族ゆかりの食材が多く売られている。行ったことはないが、中国雲南省西双版納のタイ族、ヤオ族の市場もこんな感じなんだろうかと思った。

サミット・グリーンバレー・チェンマイでゴルフ

ぽんこつマンのタイでのベースは本来チェンマイ である。チェンマイには連れ合いと一人息子が住んで居て、ぽんこつマンもゴルフメンバーコースもある。チェンマイには2004年くらいから頻繁にくるようになっているが、市内からかなり離れた郡部に家を建てて、そこに住んでいるのである。家は一般にムバーンと言われる住宅地の土地を購入し建てるのだが、ぽんこつマンのチェンマイベースの家は、そのムバーンの中では敷地は広い方で133タランワー(タランワーとはタイの土地の広さを表す単位で日本でいうところの坪みたいなものだ。1タランワーは4㎡、100タランワーを1ンガーンといい、400タランワーを1ライという。

タイでは外国人個人がタイの土地を所有することは許されていないので、名義はタイ人の名前で登記することになる。ぽんこつマンは連れ合いの名義で登録している。連れ合いと知り合って17年、今は仲が悪いとまでは言わないが長く付き合っていく上で、問題が起こらないとは限らない。すでに今は恋人という感覚ではなく、一人息子の母親としての関係である。

土地と建物を郡役場で登記をした際に、名義は連れ合いのものにしたが、ぽんこつマンの住居として30年間の居住権と再延長の権利を保証する特約も設定されているので、ぽんこつマンがそのチェンマイの家を追い出されることはないことになっている。

今から10年以上前にそのチェンマイ ベースの家に近いチェンマイグリーンバレー(http://www.summitgreenvalley.com)のメンバーシップ(25年限定)を買っていて、ゴルフしたくなれば、一人でエントリーして一人でプレイできる。会員券を買った当時は、タイ人メンバーと日本企業のメンバーが多いコースだったが、それからしばらくして、タイサミットグループにコースが買収され、1年、3年メンバーシップなども売られるようになり、韓国人のリタイヤメント長期滞在者のメンバーが増え、韓国のゴルフツアーバスも来るなど、一時期韓国人に占拠されたかのように、韓国人の我が物顔プレイが目立つようになり、しばらくプレイしないようになった。

チェンマイの乾季は11月から2月だが、山岳農地の山焼きのせいかどうかはわからないが、ここ5、6年前からPM 10の濃度が毎年激しくなってきていて問題になっている。特に今年の2020年に入ってからの状況はさらに厳しい状況になっているようだった。

韓国人のゴルファーの多くは、サミット・グリーンバレーの短期会員の期限を過ぎて再購入していないようだし、ツアーバスで大挙してくることも減ったみたいで、今年に入ってからはPM 10以外の問題は無くなって全くストレスなくラウンドできている。

プレイ日は2020年3月11日、すでに暑気に入って昼間は35度越えの暑さでゴルフは早朝からのスループレイで11時までには終われると最高だ。芝の状態も、最近オキニになったキャディーの愛らしさも、悪くない。いつかこのオキニキャディーと19番ホールを楽しみたいとさえ思う。

スコアは、大体いつも同じだがこの日は102、もう少しで100を切れるかもという感じになってきた。このコースは、フロントティー(白マーカー)からでも距離のあるパー4、200ヤード越えのパー3などヘッドスピードが上がらないポンコツマンにはハードなコースなのだ。

しかしこの日の空気汚染度は、233、非常に健康に良くないという表示が出ていた。バンコクも毎日の大渋滞とかで大気汚染はひどいが、それでもせいぜい100台。なぜ、車の交通量も工場も少ないチェンマイ の郊外でこんなに大気汚染がひどいことになっているのか?

タイ政府は3月18日にコロナ感染症の拡大を懸念してバー、パブ、カラオケ、マッサージ、ナイトクラブの営業禁止を決めるのだが、コロナで体を壊すことより、タイの特に北部タイの大気汚染に対して何の対策も講じてこなかった。タイでの狂犬病やマラリア、デング熱、チクングニア熱などの感染症の撲滅にも全く力を入れていない。プラユット陸軍大将がクーデターで民主政権を乗っ取ってから官憲の威圧的態度は増しているが、地方での民間の活力は伸びていない気がする。人民への政治的貢献をせず、官憲の汚職と権力悪用は以前より激しくなっている気がする。

世界からの圧力により久しぶりに昨年国会議員の総選挙を実施したが、当選した議員の当選を無効にしたりとやりたい放題のプラユット独裁政権。中国の習近平政権、韓国の文在寅政権、北朝鮮の金正恩政権とアジアに知るだけで4つの独裁政権があることはアジアの不幸でしかないと近頃強く思う。

タイ王室御用達イタリアンでタイゴルフツアー打ち上げ会

2020年2月23日、日本からかつての職場に同期入社した仲間たちのタイゴルフツアーの打ち上げ会をジャンニ・リストランテ(https://www.giannibkk.com)で行われた。開始時間は19:00だったがぽんこつマンがそのレストランに到着したときには、仲間たちはすでに先入りしていて、スパークリングワインを始めていた。

ぽんこつマンも初めてのリストランテだったので遅れてはいけないと思い、コンドを18:00に出てGrab car で向かっていた。ぽんこつマンがそのリストランテが入っているザ・アテネホテル・バンコク(https://www.marriott.com/hotels/travel/bkkla-the-athenee-hotel-a-luxury-collection-hotel-bangkok/?scid=bb1a189a-fec3-4d19-a255-54ba596febe2&y_source=1_OTM1NDc2OS03MTUtbG9jYXRpb24uZ29vZ2xlX3dlYnNpdGVfb3ZlcnJpZGU=)のエントランスに着いたのは18:40、少し早いと思ってその周辺を散策して18:55に店内に入ったのだが、仲間たちは、彼らが泊まっているブリストン スワン パーク ビュー ホテル(http://www.blistonresidence.com)で予約時間を待ちくたびれたので30分早めに出たらしい。彼らの宿泊するホテルのちょうど裏手にあるのがザ・アテネホテル・バンコク。10分も歩けば着いてしまう。

このリストランテを予約したワイン通のS氏を始め、今回バンコクに集まった仲間はみんなワイン好き。ひとりボトル1本は平気で飲める。ぽんこつまんが到着した時には、最初のスパークリングはもう空いていて、次の赤ワインをS氏がメニューで選んでいるところだった。

ぽんこつマンが着席すると直ぐにコース料理の前菜が運ばれてきた。パンチェッタで巻いた海老とホタテの前菜だった。そしてパスタを挟んで、メインが2品、フォアグラと羊。

どれもしっかりとした味付け、いかにもヨーロッパといった濃い味でワインがガンガン進む。3本の赤ワインもあっという間に空いてしまう。そしていよいよグラッパの時間。日本のイタリアンリストランテでは、必ず最後にグラッパを貰っていたが、タイでグラッパを頂くのはこれが初めてだ。

グラッパは最初にグラスでもらって、デザートのティラミスを頂く時にエスプレッソにグラッパを入れて貰った。タイでここまでちゃんとしたホスピタリティーと完璧といえるイタリアンらしい深い味わいの体験は初めてだった。

一人当たりは6000baht を超えていたが、十分に満足できるないようだとぽんこつマンは思った。ここに連れてきてもいいと思えるタイ女性に早く巡り会いたいという無謀な欲望が芽生えた1日になった。